小牛田駅(こごたえき)は、宮城県遠田郡美里町字藤ケ崎町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。東北本線・陸羽東線・石巻線の3路線が乗り入れ、接続駅となっている。当駅の所属線は東北本線であり、陸羽東線と石巻線は当駅が起点である。また、石巻線前谷地駅を起点とする気仙沼線の列車の一部が当駅発着となっており、実用上では4路線の列車が乗り入れる。当駅は、複数の路線が乗り入れるターミナル駅であり、古くから鉄道交通の要所であった。東北新幹線開業以前の東北本線では、数多くの特急列車や急行列車が走っており、小牛田駅には急行列車の多くと、特急列車の一部が停車していた。また、駅の近くに産神を祀る山神社がある事から、これへの参拝客が多かった時代では駅も特に賑わいを見せていた。島式ホーム2面4線を有する地上駅である。駅舎はホームから西側のやや離れた場所にあり、それぞれ跨線橋で結ばれている。改札口と営業事務室は駅舎2階の跨線橋と接する場所にあり、駅事務室(駅長室等)は1階にある。みどりの窓口(営業時間 6時20分 - 21時)、自動券売機2台、自動改札機が設置されている。また、改札口の南側に駅を跨ぐ東西自由通路があり、エレベーターも設置されている。以前は駅舎1階の旧みどりの窓口跡地を利用して「びゅう旅センター」が設置されていた。待合室は駅舎の1階とホーム上にあり、3・4番線の待合室にはキオスクが入っている。かつては、立ち食いそば屋も入っていたが閉店した。当駅は東北本線の起点である東京駅から営業キロ数が395kmであり、東北新幹線古川駅の営業キロ基準にもなっている。駅構内に留置線のほか転車台を備えている。転車台は、近年ではイベント時に運転されるSLの方向転換等に用いられている。また小牛田運輸区が隣接しており、こちらも車庫や留置線を備えている(但し運輸区内は非電化のため、電車は運輸区構内には入れない)。但し、石巻港駅を始終着とする貨物列車の一部が、当駅にて機関車交換や乗務員交代する場合がある為、一部の側線が交流電化されている。東北本線の石越・一ノ関方面発着の列車の一部は、かつては当駅で増解結が行われていたが、2014年3月15日のダイヤ改正で増解結を行う列車の設定がなくなった。直営駅(駅長・管理助役・助役配置)。管理駅でもあり、以下の各駅を管理している。また駅構内にCTCセンター(陸石指令)を併設しており、当駅社員が業務を担当している。石巻線方面の旅客列車は構内の配線上、他線と直通する列車も含め4番線のみの発着となる。臨時快速「リゾートみのり」は、上下共に1番線発着である。小牛田駅では過去に小牛田ホテルが「御弁当(幕の内弁当)」「御すし」「とりめし」「ササニシキ味付弁当」「ササニシキのふるさと釜めし」等、菊水軒が「御寿し」「うなぎめし」等の駅弁を販売していたが、現在では消滅している。弁当ではなくいわゆる小牛田饅頭だが、国鉄時代から駅構内で販売されている。消滅した小牛田ホテルと菊水軒も小牛田饅頭を販売していた。また、村上屋は過去に鳴子温泉駅で「きのこ弁当」等を販売していた経歴がある。古くから駅の西側が街として開けており、駅前の通りには商店等が軒をつらねる。東側にはながらく水田が広がっていたが、開発されて現在は宅地造成地となっている。駅の東西自由通路は、東側の開発にあわせて設置されたものである。
出典:wikipedia
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