規定投球回(きていとうきゅうかい)とは、プロ野球の公式戦において、投手が最優秀防御率のタイトルを獲得する際に必要な投球回の事である。公認野球規則10.23により規定投球回は定められている。現在は規定投球回を次のように定めている。(小数点以下四捨五入。ただし、2008年までは小数点以下切捨て。)過去には最高勝率のタイトルを獲得する際にも必要であったが、現在では、投球回数ではなく勝利数を規定している。戦前より選考規定は幾度も改定されている。過去には、規定登板数や規定完投数などが採用されていたこともあるが、ここでは規定投球回数と同じく記述する。以降はチーム試合数に則した投球回数を規定条件としている。かつては両リーグとも規定投球回数に達する投手が先発、リリーフを問わずに多く存在した。しかし、1980年代半ばより投手分業制が定着したためにリリーフ投手が規定投球回数に達することが珍しくなった。さらに近年は、中6日の先発ローテーション制の確立や勝利の方程式によるリリーフ投手の重用などによって投球回数を減らす先発投手も多くなっており、やのオリックス・ブルーウェーブやの阪神タイガース、やの中日ドラゴンズのように規定投球回を満たした投手が1人もいないチームまで現れている。のアテネオリンピック及びの北京オリンピックの際には野球競技にプロ野球選手を派遣したため、五輪派遣選手の規定投球回の算出基準となる試合数を所属球団の総試合数から派遣期間中の試合数を減じたものとする特別措置が設けられた。ただし、この措置で規定投球回到達を認められたのは2004年の和田毅(福岡ダイエーホークス、規定投球回133に対し128回1/3)のみである。2008年までは小数点以下の端数処理方法が切り捨てであったが、2009年からは四捨五入に変更になった。ただし、現在の規定では一軍の場合に端数が発生することはありえないため、変更はない。「チーム試合数×1.x」の年は引き分け再試合制採用年
出典:wikipedia
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