牛込柳町駅(うしごめやなぎちょうえき)は、東京都新宿区原町二丁目にある、東京都交通局(都営地下鉄)大江戸線の駅。駅番号はE 04。島式ホーム1面2線の地下駅。東出入口とコンコースを結ぶエレベーターは、当駅建設前から建てられていたビル内に設置されている。2015年度の1日平均乗降人員は19,863人(乗車人員 9,982人、降車人員 9,881人)である。開業当初の乗車人員の見込みは、7,000人であった。開業以来の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおり。駅周辺は閑静な住宅街。但し駅上にある市谷柳町交差点は大久保通りと外苑東通りの交差点で交通量は多い。西隣の若松河田駅までは徒歩で数分であり、中間地点付近には両駅への案内が掲示されている。大久保通りと外苑東通りに「牛込柳町駅」停留所がある。この停留所は、当駅開業前の2000年12月11日までは「牛込柳町」を名乗っていた。「旧牛込区の市谷柳町にある駅」であることから命名された。駅所在地は駅本屋の位置の都合上市谷柳町に隣接する原町となっているが、駅自体は主に市谷柳町の下にある。建設当初の仮称駅名は「柳町駅」だった。厳密に「牛込柳町」という町名は現存せず、駅名と町名が異なる様になっているが、付近に他に柳町が存在する訳ではないので、あえて市谷を冠する必要もなく、単に柳町と呼ばれる事も多いが(中央区の日本橋人形町を「人形町」と呼称するのと同じ)、今回の牛込冠称の駅名採用は、地元新宿区牛込地域住民の「牛込」に対する愛着はとても強いことがうかがい知れる。なお、市谷柳町の名については、牛込区(新宿区の前身の一つ、東京市の行政区)の南地域のことを市谷といい、この地域に属していたことによる。柳町の名は、江戸時代植物の柳の木が多く見られる地区だったことに由来する。かつてはこの地区にも路面電車(都電13系統・新宿駅前 - 水天宮前)が走っていたが、1970年に廃止され、そのまま代替の地下鉄が建設されない地区の一つだった。東京都庁の西新宿移転に伴う新しい地下鉄建設の経路決定にあたり、牛込地区ではこの都電13系統の経路を踏襲する事になった。当時の牛込柳町停留所と同じ位置に地下鉄駅を建設したため、駅名も最終的には「牛込柳町駅」が採用された。30年ぶりに牛込柳町という名称が復活した事を地元は歓迎した。なお、地下鉄駅は路面電車の停留所よりも面積が広いため、実際には市谷柳町の他、隣接する原町に跨り、本屋もそちらに設置された。
出典:wikipedia
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