NHK札幌放送局(エヌエイチケイさっぽろほうそうきょく)は、北海道の札幌市中央区にある日本放送協会(NHK)の地方放送局。北海道内7局を管轄するNHK北海道ブロックの拠点局でもある。所在地:札幌市中央区大通西1丁目1番地(郵便番号060-8703)NHKでは築50年を超える札幌放送会館の移転先を探していたが、2013年11月にNHKと札幌市との間で、NHKが所有する現放送会館用地と札幌市が所有する市立病院跡地(札幌市中央区北1条西9丁目)を等価交換することで基本合意した。その後「いかなる事態にも対応し、安全・安心を道民に届ける会館」「NHK北海道のキーステーションとして相応しい機能を有する会館」「将来の新サービスや業務の変化にもフレキシブルに対応できる会館」「地域文化の発展に貢献し、道民とつながる会館」「人と環境にやさしく"北海道らしさ"を活かした会館」「営業コールセンターの新設」の6点をコンセプトに整備計画を検討していたが、その計画が2015年5月にまとまり、同月中にNHKの理事会および経営委員会に諮られ、正式に新放送会館整備計画が動き出した。計画では地上6 - 7階規模の本棟(23,990平方m)と地上2 - 3階規模の別棟(3,480平方m)の2棟建てで、中には放送センターとして報道・制作の各セクションとテレビニューススタジオ(60坪と30坪の2室・いずれも2層)、そして2つのラジオスタジオを設置。また1 - 2階のエントランスフロアにはテレビ制作スタジオ(140坪・3層)と公開スタジオスペース(60坪)を併設。その他、営業コールセンターや高音質ラジオスタジオ(2層)も整備される予定。今後は2015年(平成27年)度中に設計業者の選定と基本設計を実施、2016年(平成28年)度中に実施設計を行い、2017年(平成29年)度中に着工。2019年(平成31年)度中に竣工し、2020年(平成32年)度中の運用開始を目指す。なお新会館は8Kに対応した放送設備を整備する計画である。2015年度NHK全体で行われた職制改正により、全国各地の報道室と通信部が廃止され「支局」に統合。併せて業務の外部委託を強力に推進してきた営業部門では拠点整理が行われ、道内各放送局の営業部が全廃され札幌局営業推進部に集約。4営業センター体制に再編された。アナログテレビ放送の※は、2011年7月24日に運用を終えた中継局(他中継局のカバーによって置局不要または有線放送に代えてカバーされる地域)。札幌市内の中継局については札幌市内テレビ中継局、小樽市内は小樽市内テレビ・ラジオ中継局を参照。なお、黒松内中継局はデジタルテレビが札幌局管轄、"斜字体"にあるFMラジオが室蘭局管轄となっているが便宜上、一括掲載。※そのほか、2011年11月12日には前日11日の19:30から放送されたNHK杯フィギュア「女子シングル・ショートプログラム」も北海道地方の総合テレビで再放送された(開催地が北海道であったため。初回放送にあった字幕放送・5.1サラウンド放送は非対応)。2016年8月現在北海道では、札幌放送局を中心として各放送局がネットワークを構成している。北海道は地域が広大であることから、地域に密着した放送を行う必要があるため、時間帯により各放送局独自制作の番組を放送する。民間放送事業者ではテレビが札幌テレビ放送、AMラジオはHBCラジオとSTVラジオが同様にネットワークを構成しているものの、札幌放送局以外の各放送局が独自番組(CMを含む)を放送する比率はNHKの方が高い。NHKでは旧アナログ放送・デジタル放送ともに各放送局別の差し替えを行っている。民間放送事業者は札幌テレビ放送(ワンセグは除く)が4地域で、AMラジオはHBCラジオが4地域、STVラジオは5地域で地域別ローカル放送を行っている。旧アナログ放送では札幌テレビ放送のほか、北海道放送も地域別ローカル放送を行っていた。NHK北海道ネットワークは函館放送局を除く6局に独自のマスコットキャラクターが存在しない。函館放送局は、胸に「VK」と表示しているマスコット「う〜みん」となっており、函館放送局のホームページで見ることができる。しかし民間放送事業者各社が独自のマスコットでステーションカラーの布石に一役買っていることから、全国に先駆けて、衛星放送15周年記念マスコット「ななみちゃん」の各放送局版『ご当地ななみちゃん』を北海道ネットワーク全局に投入した。
出典:wikipedia
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