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ザ・キング・オブ・ファイターズ

『ザ・キング・オブ・ファイターズ』("THE KING OF FIGHTERS")は、1994年にSNKがゲーム機「ネオジオ」で発売した対戦型格闘ゲームのシリーズ名、またその劇中で開催されている世界規模の格闘大会の名称。元々は同社の対戦格闘ゲーム作品『餓狼伝説』シリーズと『龍虎の拳2』の舞台である格闘大会。公式な略称は、頭文字を取った『KOF』(ケーオーエフ)。SNKはこの略称も商標登録している。なお、台湾では『格鬥天王』、香港では『拳皇』と訳される。このシリーズ作品は、プレイヤーは3人一組(作品によっては4人一組)のチームを選択し、他のチームと勝ち抜き戦を行うというシステムである。同時代にリリースされていたSNK最大のヒットタイトルでもあった対戦型格闘ゲーム『餓狼伝説』と『龍虎の拳』、および1980年代のアーケードアクションゲームである『怒』や『サイコソルジャー』など、SNKの看板ゲームタイトルのキャラクターたちが作品の垣根を越えて一つの格闘大会に出場して覇を争う「ドリームマッチバトル」という設定をコンセプトに製作された。だが、同じくSNKのヒット作である対戦型剣劇ゲーム『サムライスピリッツ』のキャラクターは「ドリームマッチ作品にしても世界観が合わなさすぎる」という理由で本シリーズには参戦していなかったが、最新作の『THE KING OF FIGHTERS XIV』より同作のナコルルが正式参戦した。また一方で、客演キャラクター以外にも、本シリーズ『KOF』の物語を動かす主要人物として生み出された、三種の神器の一族、オロチ一族、秘密結社ネスツなど『KOF』オリジナルキャラクターが高い人気を博し、SNKのキャラクター人気を牽引した。新作の都度、チームの構成を変えるなど、時にはかつてのライバルや宿敵ともチームを組んで戦うということが大きな魅力となっている。新キャラクターは増え続け、これまで登場したキャラクターは100人以上にも及ぶ。3vs3という対戦格闘ゲームのチームバトルの基礎を築いた作品でもあり、1990年代にはアーケード黄金期の中でも絶大な人気を誇り、現在も新作がリリースされ続けているビッグタイトルである。1994年から毎年新作がリリースされているが、2001年はSNKの倒産にともないサン・アミューズメントが、2002年以降はプレイモア(現:SNKプレイモア)が販売している。2016年に数年ぶりの新作となる『XIV』リリース発表に合わせて再び社名を「SNK」に戻した。ゲームは主に男性の対戦格闘ゲーマーに支持されているが、登場キャラクターは女性人気が高い。シリーズを通しての主要人物である、草薙京とそのライバルの八神庵は特に女性人気が高く、両者の関連グッズの購入者はほとんど女性である。中国や韓国などのアジア圏における人気が特に高く、日本と同様のファン層を有している他、ゲームセンターでの対戦が日本より活況であり、日本における対戦大会で中国や韓国のプレイヤーが活躍することも少なくない。複数のゲーム作品のキャラクターが同一世界に共存する「クロスオーバー作品」として始まったゲーム作品であるため、原典となるゲーム作品群とは辿った歴史の異なる“パラレルワールド”としての物語を展開している。例として挙げると、原典となるゲーム作品では『龍虎の拳』は『餓狼伝説』の10年以上前が作品の舞台だが、本作では両作品のキャラクターが同時代の人物として大会に参加している。作品が新作へと進むごとに劇中でも時間は経過しているものの、一部の主要人物が物語の進展に応じて要所要所で若干成長することはあるが、基本的には登場人物の年齢は設定されておらず歳を取らない。製作者いわく「『サザエさん』のような感じと思っていただいて構わない」とのこと。ゲーム中の設定では、『餓狼伝説』の登場人物、ギース・ハワードがサウスタウンにて開催していたストリートファイトにいつしかスポンサーがつくようになり、全世界にTV中継されるような大規模な格闘大会に発展していったものである。元々がストリートファイトであったための伝統から、試合はリングの上で行うようなことはほとんどなく、試合開始の合図とKOを宣言するレフェリーこそいるが基本的には野外などで行われている。ただし本シリーズにおける格闘大会「KOF」は、原典となる『餓狼伝説』や『龍虎の拳』での同大会とは一部の設定が異なる。全世界が注目する格闘大会であるため、優勝チームには莫大な賞金と格闘家として最大級の栄誉が与えられる。しかし「平穏無事に終了したことは一度も無い」と言われるほど毎回決勝近くではトラブルが起こっている。これは大会主催者がルガール・バーンシュタインのような裏社会の権力者やオロチ一族のような存在だったり、ネスツといった秘密結社など後ろ暗い者達が大会を利用したりするためである。そのため決勝近くもしくは決勝後は、大会主催者個人の空母や宇宙ステーションの秘密基地といった場所で、もはや格闘大会などではない殺し合いのような闘いが行われているが、世間には噂程度にしか伝わっていない。『餓狼伝説』シリーズでも大会主催者であるギースやクラウザーが死亡するという問題が起こっており、『KOF』シリーズと違いこれは世間に知れ渡っている。対して『龍虎の拳2』では当時26歳の若いギースがKOF優勝者と殺し合いをするが、敗北した後は逃亡だけで済ませており、更に莫大な賞金と格闘家として最大級の栄誉はしっかり与えた様で、大したトラブルとしては認知されなかったようである。出場する選手の中でも、大会の開催者が選んだ実力のある格闘家(『餓狼伝説』チームや『龍虎の拳』チームなど)には招待状が届き、シードとして各地域の決勝トーナメントからの参加となり、小説版によればそれ以外の参加チームに対しては予選が行われる。もっとも、大会主催者が悪意ある目的で特定の人間を参加させるために招待状を届けたり、自らの配下の人間を無条件に決勝トーナメントに進ませるために招待状を利用する事もある。なお、招待状はチームでなく個人に届く(そもそも後述の通り、個人戦が存在する大会もある)ものであり、招待状を持つ格闘家はチームメイトを独自に指名して参加することが可能。指名されるチームメイトの招待状所持は特に問われないようである。招待状を貰ったが欠場する場合や、参加チームを決めた場合の申込みなどはKOF運営委員に連絡を入れる事になっている。これは一緒に住んでいる『龍虎の拳』のサカザキ一家には個人宛にそれぞれ招待状が届いていることや、女性格闘家チームや餓狼伝説チームのようにいつも組んでいたチームメイトが都合によって参加できないため、偶然出くわしたり通りかかった知り合いの格闘家に声をかけて出場したことが公式ストーリー中で書かれている。加えて、オロチチームが他人から奪い取った招待状で参戦していることや、ルイーゼ・マイリンクが他者から譲り受けた招待状で参戦していることから、招待状の本来の持ち主も特に考慮されない模様。『KOF MI2』においては、公式サイドストーリー「夜のガスパール」にて「世界最強を決めるというふれ込みである以上、乱入者にも機会を与えるのがこの大会の伝統」と語られている。細かな大会のルールなどは判明していないが、刃物や銃火器の使用は反則であることが小説版などで解っている。ただしムチや棍棒といった鈍器、超能力(手から炎や氷を出して攻撃したり、サイコパワーの使用や手刀を突き刺して体力を吸い取ったりする)は認められているが、しかしイヤリングに爆弾を仕込んだり、炎が出るように細工してある棍棒(ビリー・カーン)、巨大な鉄球(チャン・コーハン)や鋭いツメのついた手甲(チョイ・ボンゲ)、クナイなどの暗器、匕首(山崎竜二。小説版では使った瞬間に反則負けになった)やナイフ、デザートイーグル(小説版では威嚇の空砲と言っている)を使用する者、さらには銃火器を全身に仕込んだサイボーグ(マキシマ)といった人物が参加している。『KOF』シリーズでは基本的にチーム戦だが、『餓狼伝説』シリーズや『龍虎の拳』シリーズでは個人戦である。ただし『KOF』シリーズにも個人戦を行える場合が存在し、そのような作品によってはチーム戦と個人戦の両方が行われているという設定になっている。『'98』『2002』『XII』はストーリー設定なしのため除外する。『'94』が該当。『'95』『'96』『'97』が該当。『'99』『2000』『2001』が該当。『2003』『XI』『XIII』が該当。『XIV』が該当。本シリーズオリジナルの主要人物以外にも、SNKの様々なゲーム作品(『餓狼伝説』『龍虎の拳』『怒』『サイコソルジャー』『サムライスピリッツ』)などからも多くのキャラクターが客演する。アーケード向けに開発・販売される、基本となるシリーズ。年号及び数字部分の正しい呼び方は英語である。記念すべきシリーズ第1作目となる「開幕編」。1994年8月25日にアーケードのMVSで稼動後、同年10月1日にネオジオでリリース。以降『2003』までは一貫してMVS/ネオジオを主なプラットフォームとして『KOF』は展開する。国ごとの代表8チーム。チームメンバーは固定でエディットは無し。基本は3対3の勝ち抜き戦でKOかタイムアップで交代、仕切り直し。操作系は『餓狼伝説スペシャル』をベースに『龍虎の拳』シリーズなどの要素を取り入れたもの。必殺技コマンドは基本的に出場元のゲームのままで、また超必殺技がインストラクションカードに書かれていない。日本チームの「草薙京」が本作の主人公だが、1P側の初期カーソルはイタリアチーム(=餓狼伝説チーム)に、2P側の初期カーソルはメキシコチーム(=龍虎の拳チーム)に合わせられている。また基本操作の説明(HOW TO PLAY)もテリーとリョウが務めているが、開発スタッフからは「ぜひ京を出してくれ」と要望されたという。またストーリーが軽視されがちな対戦格闘ゲームにおいて、チームとしての参戦理由をそれぞれ紹介するなど、キャラクターの背景やストーリー進行に対する工夫も見られる。キャラクターイラストは森気楼が担当した。なお、主人公チームのコンセプトは「地震(大門)、雷(紅丸)、火事(京)、親父(柴舟)」であった。家庭用版は当初ネオジオとネオジオCDのみだったが、2004年にPlayStation 2で『KOF』10周年記念作品として本作のリメイク版『THE KING OF FIGHTERS '94 RE-BOUT』が発売され、アーケードオリジナル版も同時収録されている。また、2009年にPlayStation Portableで発売された『SNK ARCADE CLASSICS Vol.1』にも16作品のうちの一つとして『'94』が収録されている。2007年にはWiiのバーチャルコンソールでも配信された。また、2010年には6月24日に発売された『The king of fighters portable'94〜'98』の中に収録。そして2011年4月19日にPC向けゲームソフト配信サービスProjectEGGにてNEOGEOタイトル配信第一弾として『餓狼伝説』とともに配信された。本作から『'97』まで続く「オロチ編」三部作の第1章。京のライバルである八神庵がこの作品から初登場。1995年7月25日稼動。この作品より「チームエディット」が可能になった。なお、この作品のみキャラクター選択時に「チームエディットしますか?」と問われる。またこの作品から『'97』までは、CPUのチームもエディットされることがある、この為、前作にあった国籍によるチーム分けが無くなった。設定で各キャラクターが「年を取った」のはこの作品のみで、以後年齢設定が固定された(出場を逃したアメリカンスポーツチームは復活した『'98』で1歳年を取っている)。新たに、カウンター攻撃(攻撃避け中に出せる専用攻撃)が追加された。連続技に繋げられるため、強力な連続技が生まれた。バランス面では、パワーMAX時は攻撃力1.5倍・被ダメージ1.125倍になった。また、パワーMAX時はガードキャンセルを即座に使用できる等、ハイリスクハイリターンのゲーム性となっている。その為か『KOF』の中でも、各種の技の一発辺りの攻撃力が全体的に高めである。なお、MVS版『KOF』の中では珍しく最終ボスが使用可能な作品でもある。家庭用としてはネオジオ&ネオジオCDに加え、セガサターンとPlayStationでも発売され、セガサターン版でSNKは久しぶりにゲームボーイ用ソフトの『ファニーフィールド』から約6年振りにサードパーティー社となり、両名タイトルで同社の両ハード参入第1弾ソフトとなった。セガサターン版は本作専用の拡張ROMが同梱されていた。PlayStation版では、同一キャラクター3人のチームも可能。後にPS2でも、NEOGEO オンラインコレクションVol.3の『THE KING OF FIGHTERS -オロチ編-』内の1タイトルとして収録された。また、2007年にはPS3・PSP・PSV向けのゲームアーカイブスでもPS版が配信された。2009年にはWiiのバーチャルコンソールでも配信されている。オロチ編三部作の第2章。1996年7月30日稼動。大門とクラークを除くキャラクターの攻撃避けが廃止され、新たに緊急回避動作(前転後転)が導入。また、フロントステップがダッシュに変更された。ジャンプも小・中ジャンプが追加され、スピーディーなゲーム性になった。さらに、ガードクラッシュや投げ抜け、空中ガードなど新機能が追加された。バランス面でも修正がなされており、パワーMAX時における攻撃力は低下した。また、飛び道具が大幅に削除・変更され、接近戦での攻めを主体とする戦闘形態を意識させている。さらに、キャラクター間の相性システムが適用された。これは相性によって援護攻撃の可否が決まるしくみになっている。本作から一部のキャラクターに複数の超必殺技が実装されるようになり、体力ゲージ点滅かつパワーMAXの状態で、高い威力と派手な演出に変化するパワーMAX超必殺技が使用できるようになった。各キャラの必殺技コマンドが大幅に整理され、斜め上までの入力の廃止、コマンドの一部が被っていたキャラは入力向きやボタンを変更など、入力し易くなるよう変更が行われた。特に『餓狼伝説』や『龍虎の拳』のキャラの場合、原典のゲーム時そのままの「隠すこと、出しにくくすること」自体を目的とした超必殺技コマンドが変更され『KOF』のゲームスピードにあった使い方ができるようになった。本作からストーリーの分量が増え(ゲームの外で語られるチームストーリーも増加)、オロチ編のストーリーが本格化。オロチ編の鍵を握るゲーニッツや神楽ちづるといったキャラクターが登場し、ゲームコンセプトは「SNKゲームキャラクターの夢の対戦」から完全に『KOF』独自路線へと移行した。また、ラウンド前に特定のキャラクター同士での掛け合いが追加された。なお、ユリ、キングのサービスカット(脱衣KO)が本作から廃止された。ただしユリの場合、時間切れ引き分けの時に肩部分を露出させるという演出があった(下着は見えない)。家庭用としては前作同様、ネオジオ、ネオジオCD、セガサターン、PlayStationで発売。セガサターン版は汎用の拡張ラムカートリッジ(1MB)専用となり、同梱版も発売された(『'95』のものとは互換性がないが、後に製造された拡張ラムカートリッジ4MBでも動作する)。PlayStation版では、主人公の草薙京を差し置いて、人気キャラクターの八神庵が単独でパッケージとしてデザインされている。後にPS2でも、NEOGEO オンラインコレクションVol.3の『THE KING OF FIGHTERS -オロチ編-』内の1タイトルとして収録された。また、2007年にはPS3・PSP・PSVita向けのゲームアーカイブスでもPS版が配信された。オロチ編三部作の第3章(最終章)。1997年7月28日稼動。キャラクターの性質を「アドバンストモード」と「エキストラモード」の2種類から選べるようになった。CPU側キャラクターはアドバンストモードしか使用しない。アドバンストモードの特色は、ゲージストックである。技を出す、攻撃を相手に当てることでゲージが溜まり、最大3つまでゲージをストックできる。ストックが一つでもあれば通常の超必殺技、ガードキャンセル緊急回避・同ふっとばしが使用できる。また、ストックを1つ消費することでパワーMAX発動、この状態で更にストックがもう1つあれば、パワーMAX超必殺技が出せる。このモードでは緊急回避動作(前転後転)が使用できる。なお、本作から緊急回避動作(前転後転)に避け機能が付加された。移動方法もダッシュ、大・中・小ジャンプと豊富である。エキストラモードは、『'96』までと同様任意でパワーゲージを溜め、超必殺技及びパワーMAX超必殺技発動の条件も『'96』に準拠する。ただし、ジャンプは通常のジャンプと大ジャンプのみ、ダッシュではなくフロントステップ及び攻撃避けが使用可能であり、守備的に戦いたい人向けの仕様となっている。体力ゲージ点滅は今作から1/8に変更された。パワーMAX時のガードキャンセル回避に制限が加わった。試合前演出やステージ間デモが世界規模の格闘大会のテレビ中継を感じさせる演出になっており、ステージBGMも歓声等の環境音によってのみ構成されている、シリーズの中でも特殊な音響演出が行われている。音楽としてのステージBGMは京、アテナなど特定のキャラクターの登場時しか使用されない。本作にてオロチ編最大の敵である「オロチ」が復活を果たす。また前作の最終ボス「吹き荒ぶ風のゲーニッツ」以外の「オロチ四天王」の残り3人(乾いた大地の社、荒れ狂う稲光のシェルミー、炎のさだめのクリス)も本作で登場する。開発者によるとこの3人は、主人公チーム3人の能力に対する上位互換のような能力を設定したという。「'97スペシャルチーム」のメンバーは『ゲーメスト』・『ネオジオフリーク』・『ファミ通』の3誌での投票で決まった(なお、ビリーは前々作『'95』以来の登場となった)。過去のSNK作品の(格闘ゲーム以外も含めた)キャラクターから選び出すという物だったが、『サムライスピリッツ』『キング・オブ・ザ・モンスターズ』シリーズのキャラは時代設定や世界観を理由に除外されていた。本作では、必殺技・超必殺技のコマンド入力受け付けが緩く、簡易コマンドで出すことができる。ただし、キャラクターによっては、似たようなコマンドの必殺技があれば意図しない技が出てしまうことがある。これにより、次作『'98』での一部キャラクターのコマンド変更につながった。超必殺技使用時、画面が暗転して一時停止するようになった。また、飛び道具系のMAX超必殺技は強力な貫通能力が付加され、飛び道具系の超必殺技を貫通できるようになった。「個人出場」としてエディット専用キャラクターが初登場。彼らのエンディングを見るには特定のチーム編成を行う必要がある(八神庵であれば京・庵・ちづるの「三種の神器チーム」、矢吹真吾であれば草薙京を必ず入れて、もう1人は庵・レオナ以外のキャラにする)。またこれ以外にも、特殊なチーム構成でクリアすると、エンディング後にそのチーム編成のテーマに応じた専用の一枚絵が表示される隠し要素があり、これは『'99』まで受け継がれた。本作では隠しキャラクターが多く、ボスキャラクターである暴走庵・暴走レオナ・オロチチーム(ニューフェイスチームの正体)も使用できる。なお八神庵は、主人公チームまたはシングルで草薙京をプレイし、京でオロチを倒すと隠しボスとして登場する。後の『KOF』に繋がるゲームシステムは本作でほとんど完成していたが、隠しキャラの暴走庵・暴走レオナがプレイヤーキャラクターとしては極端に高い性能を有していることや簡単な永久コンボが存在する。家庭用としては前作同様、ネオジオ、ネオジオCD、セガサターン、PlayStationで発売。セガサターン版は汎用の拡張ラムカートリッジ(1MB/4MB)専用で、後にオロチ編3本をセットにした「ベストコレクション」も登場した。また、セガサターン版とPS版ではプラクティスモードで最終ボスのオロチも使用可能。後にPS2でも、NEOGEO オンラインコレクションVol.3の『THE KING OF FIGHTERS -オロチ編-』内の1タイトルとして収録された。また、2007年にはPS3・PSP・PSVita向けのゲームアーカイブスでもPS版が配信された。また、2013年にiOS/Android端末向けのネイティブアプリとして配信。1998年7月23日稼動。フルタイトルは『THE KING OF FIGHTERS '98 -DREAM MATCH NEVER ENDS-』。前作『'97』で「オロチ編」が完結したため本作では特にストーリーは設けられておらず、これまでのシリーズ(『'94』〜『'97』)をゲームとして総括した集大成的作品となる。代わりに各キャラクターへのインタビューが存在する。そのため、本シリーズ本来のコンセプトである「SNKのゲームキャラクターの夢の祭典」としての傾向が強くなっている。この作品から『XI』までは、CPUは特別な場合を除き必ずデフォルトのチームで出てくるようになった。またこの作品以降、対戦中の名前表記が、苗字か名前の片方だけになった(顔アイコンのみの『2001』と『XI』を除く)。なお、本作よりCPU戦で負けてコンティニューした際に、プレイヤーが有利になる特典を得られるサービスである「コンティニューサービス」が導入された。システムもここまでの集大成であり、対戦バランスはシリーズ中でも後の『2002』や『XIII』に並んで評価が高い作品となった。システムは『'97』を踏襲し、主に変更・修正がなされた。投げ系必殺技・超必殺技の仕様が変更されコマンド入力時点で技が発動し、相手が投げ間合いにいない場合には空振りモーションが発生するようになった。EXTRAでは小・中ジャンプおよびカウンター攻撃が追加され、「ADVANCED」ではMAX超必殺技を使用した場合にパワーMAXが解除されるようになった。ゲージシステムも改良され、「ADVANCED」は一人倒されるごとにアドバンテージとしてゲージのストック数が1つずつ増え(最大で5つ)、「EXTRA」はゲージが短くなる。 国内最大規模の対戦格闘ゲーム大会である「闘劇」の2007年度大会「闘劇'07」の競技タイトルの1つに選ばれている。後の2008年に『THE KING OF FIGHTERS '98 ULTIMATE MATCH』としてリメイク版が発売された。家庭用としてはネオジオ&ネオジオCDのほか、PS版とドリームキャスト版が発売されている。PS版には草薙京の目が開いている方と閉じている方の2種類があった。ただし、DC版の正式タイトルは年号が1つずれた『THE KING OF FIGHTERS DREAM MATCH 1999』となっている。なお、本作が初めて、SNKがDCに参入をした。さらに後に、PS2で、NEOGEO オンラインコレクション第10弾として2008年6月26日に発売されたリメイク版『THE KING OF FIGHTERS '98 ULTIMATE MATCH』にオリジナル版『'98』がネオジオモードとして同時収録された。また、2007年にはPS3・PSP・PSVita向けのゲームアーカイブスでもPS版が配信された。2014年にiOS/Android端末向けのネイティブアプリとしても配信。2009年のXBLA版『'98 UM』、2014年のSteam版『'98 UM FINAL EDITION』にもPS2版と同様にネオジオ版『'98』が同時収録。本作から『2001』まで続く「ネスツ編」三部作の第1章。1999年7月22日稼動。ストーリーとしては新たな主人公・K'(ケイダッシュ)を主軸としたネスツ編(以降『2001』まで続く)の幕開けとなった作品。新たなシステムとして、援護攻撃の発展形ともいえるストライカーシステムが導入され、4人チーム制となる。また、スーパーキャンセルが可能になる「カウンターモード」とスーパーアーマー状態になる「アーマーモード」といったシステムが導入された(3ゲージ使うことで発動できる。『2000』まで採用された)。また、緊急回避動作が「かわし移動」となったが、この作品のみの採用となっている。動作としては、前方へのかわし移動は前に移動しながら『'95』以前の攻撃避けを行う感じになっており、この際は「かわし移動攻撃」を出す事ができる。後方へのかわし移動はバックステップをした後、即座にステップインするというものになっており、バックステップ着地時は必殺技か超必殺技でキャンセルができる。なお、この作品ではスコアではなく「バトルアビリティ」と呼ばれるバトルポイント制となっている(『2000』まで採用)。グラフィックは技術の向上により、雰囲気は『'97』までとは一線を画している。この作品以降『2003』『XII』を除きCPU戦には戦闘画面にステージ数が表記されるようになった。MVS版では京と庵は隠しキャラクターである。ストーリーモードではバトルポイント280以上で京、それ以下(200以上280未満)なら庵が、隠しボスとして乱入してくる(デフォルトチームのみ)。一定条件を満たせば使用可能になる。家庭用では最初から使用可能。家庭用はネオジオ&ネオジオCDのほか、PS、DC、Microsoft Windowsでも発売。DC版はタイトルが『THE KING OF FIGHTERS '99 EVOLUTION』となっており、ネオジオポケットカラー専用ソフト『THE KING OF FIGHTERS バトルDEパラダイス』との連動によりパワーアップするエキストラストライカーが追加された。後にPS2でも、NEOGEO オンラインコレクションVol.7の『THE KING OF FIGHTERS -ネスツ編-』内の収録タイトルとして、ネオジオ版とDC版がともに移植された。また、2007年にはPS3・PSP・PSV向けのゲームアーカイブスでもPS版が配信された。なお、本作がネオジオCDで最後に発売された作品となった。ネスツ編三部作の第2章。2000年7月26日稼動。SNKとして開発された最後の作品。ネスツ編のヒロインで、K'と対になる存在のクーラ・ダイアモンドがこの作品から初登場。システムは『'99』を継承しているが、本作では「アクティブストライカーシステム」の採用により、ストライカーがストックがある限り、食らい中でなければほぼどこでもいつでも呼び出せるようになっており、連続技の自由度が非常に上がった。しかし、それらのシステムの駆使による、一部キャラとストライカーの組み合わせによる簡単な「ハメ技」や「即死コンボ」が発見されてしまい、逆にバランスにおいて弊害が生じる結果になってしまった。それまでのSNKのゲームに登場したキャラクターの多くを、各キャラクターに用意されたもう一人のストライカーであるアナザーストライカー(一部キャラクターは3人目であるマニアックストライカーもいる。また、PS2版ではさらに隠しマニアックストライカーが追加されている)として登場させている。 ここまでキャラクターイラストを担当していた森気楼が翌年カプコンに移籍したため、彼の手により描かれたキャラクター達を見ることができる最終作でもある。家庭用はネオジオ、DC、PS2で発売。本作で初めて、プレイモア(現:SNKプレイモア)初のPS2ソフトとなった。後に、再びPS2でNEOGEO オンラインコレクションVol.7の『THE KING OF FIGHTERS -ネスツ編-』内の収録タイトルとして、ネオジオ版とDC版を移植したバージョンが登場した。ネスツ編三部作の第3章(最終章)。2001年11月15日稼動。システム面では、4人のうち0~3人をストライカーにできるタクティカルオーダーが導入される(ライフはストライカー以外で分配)。ROUND6、ROUND7がアナウンスされる唯一のKOF作品となる。なお、CPUはラストの2ステージのボス戦を除いて、ストライカーが1人に固定されている。相手が画面端まで吹き飛んで跳ね返るワイヤーダメージが導入されたのはこの作品からである。これまでキャラクターデザインを担当していた森気楼の移籍により、後任としてノナを起用した。SNKの倒産に伴い、開発はブレッツァソフトと韓国のゲームメーカーイオリス(同時期に業務提携を結んでいたメガ・エンタープライズと共に金銭面でのスポンサーでもあった)が、販売はサン・アミューズメントとプレイモアがそれぞれ担当した。この為オープニングにはSNKのロゴが表示されるが、SNKの開発スタッフはゲームサウンドを除いてゲーム自体には一切制作に関わっていない。韓国資本の流入により、出場キャラクターなどにその影響が見られる。従来までゲームサウンドを担当していたSNK新世界楽曲雑技団は会社の倒産により、事実上解散しているが、今作はSNKグループに残った一部のメンバーによってBGMが製作されている。家庭用はネオジオ、DC、PS2で発売。後に、再びPS2でNEOGEO オンラインコレクションVol.7の『THE KING OF FIGHTERS -ネスツ編-』内の収録タイトルとして、ネオジオ版とDC版を移植したバージョンが登場した。※グルガン・クリザリッド・龍の3名はゼロ(オリジナル)のストライカー専用である。なお、通常のストライカーと違い、オリジナルの特殊技として技の一部に設定されているが、PS2版で通常キャラクターを選択した場合は通常のストライカーとして使用可能。2002年10月10日稼動。フルタイトルは『THE KING OF FIGHTERS 2002 -Challenge to Ultimate Battle-』。ネスツ編が完結したことで、オロチ編完結後の『'98』同様、ストーリーのないネスツ編の集大成的作品となった。ストライカーの廃止により、バトル形式は完全な3vs3に戻った。開発は『2001』同様イオリスとブレッツァソフト、販売はプレイモアがそれぞれ担当。今作はCPU戦でキャラクター曲なのは最後の1チーム・乱入してくる『2001』のネスツチームの内の1人(スコアで誰が乱入するか決まる)・ボスであるオメガ・ルガールのみで、あとは背景曲となる。ネスツ編の集大成であるが、ネスツ編のキャラクターが数人削除され、オロチ編のキャラクターも数人参戦している。対戦バランスはシリーズの中でも『'98』や後の『XIII』に並んで評価は高く、人気の高い作品となり、アーケードでは長期間に渡って稼働されていた所も多くあった。基本的なシステムは『'98』の「ADVANCED」を継承。大きく異なる点としては、MAX発動中にのみ、通常技の普段キャンセルできないポイントや、必殺技をキャンセルして別の必殺技を出す事が出来る「どこでもキャンセル」が使用できることがある。使うとMAX状態の残り時間が少し減る。また、このシステムのためMAX発動中は攻撃力が逆に減少する。また、隠し超必殺技として「MAX2」が存在。通常のMAX超必殺技の条件に加え、体力ゲージが一定量まで減ると使用できる。家庭用はネオジオ、DC、PS2、Xboxで発売。DC版はSNK系列のセガ製ハード最後のソフトとなった。後にPS2で発売された『2002』のリメイク版である『THE KING OF FIGHTERS 2002 UNLIMITED MATCH』にも、オリジナルである本作のネオジオ版が収録されている。この作品を最後に開発元であるイオリスはプレイモアとの業務提携及びスポンサー契約を解消した。本作品・『XI』・『XIII』と続く「アッシュ編」三部作の第1章。2003年12月12日稼動。本作品から始まる新シリーズでは、奇抜な主人公・アッシュ・クリムゾンを主軸に、オロチ編を伏線に利用した新たな展開が描かれている。開発が韓国から日本主導に戻る。開発はSNKネオジオ(旧:サン・アミューズメント)が、販売はSNKプレイモア(旧:プレイモア)がそれぞれ担当した。冬に稼動するのはシリーズ初である。新たなシステムとして、ラウンド制が廃止され、全員KOされるまで試合が続行される途中交代可能なマルチシフト制が導入された。これによりPERFECTは3人全員がライフ満タンでなければならない。また、MAX超必殺技がリーダーのみが出せるリーダー超必殺技に変更された。なお従来よりも戦闘に時間がかかるため、制限時間は1カウント約2秒×60カウント=120秒である。MVSでリリースされた『KOF』シリーズのうち、日本国内では唯一単体基板(MV-0)で発売されたタイトルで、MV-6などの複数スロット基板に入れて稼動することができない(なお、日本国外向けの後期出荷のみだが、通常のROMカートリッジ版も存在する)。キャラクターイラストは新たにFALCOONが担当(後の家庭用版KOFプロデューサー)。なお、ちづるはアーケード版では隠しキャラクターとして登場しているが、家庭用では最初から使用可能。また、姉のマキと共に中ボスキャラクターとしても登場している。家庭用はネオジオ、PS2、Xboxで発売。本作はネオジオ最後のKOFとなった。ネオジオ版の『KOF』では唯一、最初の操作説明画面に説明役のキャラクターが存在しない。PS2版では主人公チーム3人のさらなる設定が収録されていたり、システム面を調整した「アレンジモード」が追加されている。アッシュ編三部作の第2章。2005年10月26日稼働。ATOMISWAVEで発売された『KOF』シリーズ本編。SNKネオジオを吸収合併したSNKプレイモア単独による開発・販売となる。前作より1年以上開いたため、タイトルの年号が廃止され、ナンバリング表記になった。前作『2003』のシステムを正統進化させたものを採用。イラストはヒロアキが担当。ゲーム中のデモグラフィックなどはノナが担当。タイムアップ時による判定が、攻撃を当てることでバランスが傾く「ジャッジメントインジケーター」に変化し、体力に依存するものではなくなった。タイムカウントは150秒で、1カウント1.5秒×99カウントとなっている。なお、この作品がATOMISWAVEでの最後の『KOF』となった。PS2版ではシステム面やキャラクターを調整した「アレンジモード」、『ネオジオバトルコロシアム』からの追加キャラクター(その中でタンとほたるがKOFシリーズ初参戦、ビッグは『'96』以来の参戦)、オリジナルアレンジBGMなどが追加されている。ATOMISWAVE版はROMカセットを採用しているにもかかわらず、試合開始までの読み込み時間がメディアがDVD-ROMであるPS2版よりも長い。これはATOMISWAVE基板の「処理中のロードが非常に困難」という特殊な構成による物である。2009年4月10日稼動。PlayStation 3、Xbox 360版が同年7月30日に発売(オンライン専売ソフトの配信を除いてSNKプレイモアの両ハード初のゲームディスクソフトとなった)。当初は本作について「アッシュ編三部作完結」との記述があったが、開発スタッフの度重なる離脱や人員不足による遅滞の代償として、各キャラごとに嬉野秋彦監修によるバックストーリーがあるのみで「本作はゲームストーリー展開は無し」という帰結点が採られた。また、本作には『KOF MAXIMUM IMPACT REGULATION "A"』と同様に特定の固定チームが存在しない。一部のキャラクターは声優が変更されている。間にリメイク作品がリリースされたものの、正規のKOFシリーズでは約3年半振りの新作となった。本作では「KOF RE-BIRTH」を謳っており、新システム基板「Taito Type X2」での稼動に伴い、グラフィックを全てHDで新規に描き下ろしている。PS3版はランクマッチが存在しない。キャラクターアニメーションはセル画ではなくドット絵で作成。3Dモデルを作成し、それをドット絵に落とし込むという作業を経ており、その作業量の膨大さは開発側から苦労話として何度も飛び出している。枚数自体は従来の『KOF』とさほど変化はないが、中割りを再考するなどして滑らかに動くアニメーションを実現している。アートディレクターは『2001』『2002』で公式イラストを担当したノナで、彼の画風や色使いがゲーム全体にも色濃く反映されている。公式イラストは『ネオジオバトルコロシアム』のおぐらえいすけが担当。本作ではマルチシフト制を廃止し通常の3on3制に回帰した。また新システムとして、クリティカルカウンターゲージMAX時に相手の攻撃を近距離強攻撃で潰す(カウンターを取る)と一定時間オリジナルのコンボを決められる「クリティカルカウンター」、強攻撃・必殺技・超必殺技のいずれかが(空中で)ぶつかり合った時に発生し互いの攻撃効果を撃ち消す「相殺」、発動させるとガードモーションを取りその最中に相手の攻撃を受けると相手の攻撃を無効化して反撃(攻撃を受けなかった時も反撃動作は行う)する「ガードアタック」など3つのシステムが導入された。それ以外にもふっとばし攻撃が溜められたり(最大まで溜めるとガード不能)特殊技のように通常技からキャンセルして出せるなどの変更点がある。再び戦闘画面にステージ数が表記されなくなった。従来のとは異なり、CPU戦がタイムアタック制に変更され、スコアが廃止された。また、本作のCPU戦にはボスという概念が無く、5ステージ目のチームを破るとエンディングとなる。PS3、Xbox 360版の追加キャラとしてエリザベート・ブラントルシュとマチュアが登場。なお、『KOF』オフィシャルサイトにて本作『XII』風の不知火舞とK'のキャラクターイラストが描かれていたが本作には登場しなかった。アッシュ編三部作の第3章(最終章)。2010年7月14日稼動。本編が夏に稼動するのは『2000』から約10年振りである。2010年10月にアーケード版の不具合を修正したマイナーアップデートバージョンの「VER1.1」がリリースされた後、2011年12月1日にPS3とXbox 360版で大幅にゲームバランスの改善を行った家庭用版が発売。さらに、この家庭用版の内容を元に修正・再調整し2012年4月26日にアーケードへ逆輸入した『THE KING OF FIGHTERS XIII CLIMAX』が稼働開始、その微調整版として2013年9月12日にNESiCAxLive対応版である『THE KING OF FIGHTERS XIII CLIMAX for NESiCAxLive』が稼働開始された。また、2013年9月14日に前記の最終版をベースにしたSteam向けのWindows版『THE KING OF FIGHTERS XIII STEAM EDITION』が配信された。キャラクターのドット絵は『XII』路線をそのまま引き継いでおり、『XII』の出場キャラクターは家庭用からも含め全員続投の他、今作で再登場したキャラクターも新たな絵柄で描き直されている。一方でシステムは『XII』で導入されたものが全て廃止され、ドライブキャンセルやハイパードライブモードで用いる「ハイパードライブゲージ」や「EX必殺技(EX超必殺技)」、「NEO MAX超必殺技」「MAXキャンセル(超必殺技からNEO MAXへキャンセル)」が新たに導入された。ゲームスピードも『XII』に比べ、従来のKOFのようにスピーディーになっている。また『'95』以来の脱衣KOが追加された。主人公のアッシュは固定チームに属さないエディット専用キャラクターであり、チームとしてはエリザベートチームが主人公チームに当たり、エリザベートが本章のヒロインを務める。エディットチームでも、アッシュで最終ボスを倒すと、固定チームでのクリア時のようにアッシュ専用のエンディングが用意されている。「Video Game Awards 2011」のベスト格闘ゲームのノミネート作品に選出されるなど、シリーズ中でも『'98』や『2002』に並んで評価は高い。KOF新章。新キャラクターの「シュンエイ」を中心として新たな物語が展開される。ソフトのパッケージイラストや版権イラストでも新キャラクターで唯一人、シュンエイが草薙京や八神庵と同格に並びで描かれている。シリーズ名はこれまでのシリーズと同じく、数作品を通して徐々に物語の全容が判明する構成となっているため、まだ新章の1作目である本作ではシリーズ名は明言しないとのこと。便宜上ここでは「シュンエイ編(仮)」と呼称する。時系列はアッシュ編のその後であり、プレイキャラではないものの前シリーズヒロインのエリザベートが大会の裏で暗躍していたり、シュンエイが本作の最終ボス・バースと何らかの繋がりがあることなどが示唆されている。2016年8月25日にPlayStation 4で発売された。本作はこれまでのドットによる2Dグラフィックではなく、本編シリーズとしては初めて外伝『マキシマムインパクト』シリーズのように3Dグラフィックで描かれているのが特徴である。2017年にNESiCAxLive2(仮)に対応したアーケード版『THE KING OF FIGHTERS XIV for Arcade(仮)』が稼働されることが発表された。KOFシリーズ伝統の3on3チームバトルのほかに、オンライン上での3人1組のチームによるバトルが楽しめる「パーティバトル」が加えられている。また、□ボタンを連打することで連続技が発動する新システム「ラッシュ」を導入。登場するキャラクターは50人で、既存キャラも新たな衣装で登場する。『XII』からイラストを担当している、おぐらえいすけが本作ではキャラクターデザインから参加している。続投したキャラクターは一部を除き声優の大幅な刷新が施されている。開発に着手したのは2014年の9月頃。本作のプロデューサーの小田泰之氏は元々93年から2000年まで『餓狼伝説』シリーズのスタッフで、その後旧SNKのスタッフを中心に立ち上げたゲーム開発会社「ディンプス」にて、同じく対戦格闘ゲームの『ストリートファイターIV』のバトルデザイナーを担当していた。旧作をリメイクした作品群。2004年7月27日稼動。シリーズ初のATOMISWAVEでの作品。開発はナンバリングタイトルとは異なりノイズファクトリーが担当。厳密にはリメイクではないが、内容は『2002』をベースにして制作されたマイナーアップバージョンのような作品であり、本シリーズには含まれない。『2002』と同じくストーリー設定はなしだが、一部参戦キャラや最終ボスなどは変更されている。3種類のモードを選択可能。A - Eの5ボタン。Eは、体力を徐々に減少させる代わりに体力が1/4以下になるか、相手の攻撃を受けるまで攻撃力を2割ほどアップさせる「ヒートモード」を発動するためのボタンである。AW-NETに対応しており、同ハード共通カード使用による特典あり(いわゆるエントリーカードが使用できるのはこの作品のみ)。操作モードを必殺技を必殺技でキャンセルできる「スーパーキャンセル」、専用攻撃で相手のガードを崩す「ガードブレイク」、MAX2が使用できる「MAX2」から選択できる。一部のモードではガードキャンセルふっとばしが使えないなどの変化はあるが、基本的なシステムは変わらない。ATOMISWAVE筺体では新作の『XI』に変わり、ネオジオでは引き続き『2002』が長期間稼働したこともあり、稼働期間は短かった。また、本作の最終ボスは『'96』でボスチームとして登場したギース・ハワードが『龍虎の拳2』に登場した頃の若い姿で務めている。イラストは中野友和が担当。家庭用ではPS2およびXboxで発売されている。Xbox版は日本のXbox最後の新作ソフトである。2004年12月28日にKOF10周年記念作品としてPS2で発売された『'94』のリメイク作品。アーケードゲームとしては稼動していない。チームエディットが可能になるなど、『'94』からシステムの細部に手が加えられている。また、エディット専用キャラクターとして柴舟が登場し、さらに最終ボスのルガールも使用可能になった。グラフィックを完全ハイレゾ化でリニューアルしている。キャラクターイラストは、オリジナル版『'94』の森気楼に代わり、ヒロアキが担当した。なお、本作はネオジオ版『'94』も「ネオジオモード」として同時収録しており、こちらもリメイク版に合わせてか、ゲームセレクトの一部変更や基本操作の説明削除などの改訂が加えられている。本作以降、PS2版のリメイク作品では原作のネオジオ版も同時収録しているケースが多々ある。2008年3月18日稼動。『'98』のリメイク作品。略称は『'98UM』。『'98』を稼動してから約10年振りにアーケード版として再登場(基板にはTaito Type Xを使用)。春に稼動するのはシリーズ初であり、これで『KOF』シリーズは春夏秋冬すべてで稼動したこととなった。『'98』をベースとしゲームバランスの再調整、新システム「アルティメットモード」が追加されている。その後、アジア圏向けにPGM2システム基板対応作品として、更に再調整された『THE KING OF FIGHTERS '98 ULTIMATE MATCH 英雄』がリリースされた。また、NESiCAxLiveでも再調整版となる『THE KING OF FIGHTERS '98 ULTIMATE MATCH FINAL EDITION』が2011年1月24日に配信されている。本作では、『'98』までの全キャラクターが登場することに伴い、一部の対戦前の演出などが追加、変更された。アルティメットモードでは、アドバンストモードとエキストラモードからそれぞれ、移動方法・回避方法・パワーゲージを自由に組み合わせられ、よりプレイヤー自身の好みのシステムが選択可能となった。これにより、例えば「ダッシュ・緊急回避・エキストラゲージ」という『'96』のシステムでのプレイが可能である。従来のアドバンストモードとエキストラモードも改良されており、パワーMAXではない通常の状態からパワーMAX超必殺技を発動したり、攻撃中やガードしている状態からパワーMAXを発動するクイックMAX発動などが可能となっている。CPU戦では、プレイ内容による乱入キャラクターや最終ボスの分岐が多種多様に設けられているのが特徴。今作ではコマンドの斜め入力を省略した、例えば「←↓→+A」といった簡易コマンドが受け付けられるようになっている。連続技の内容によっては、この簡易コマンドを使用しなければ間に合わないことがある。PS2版は2008年6月26日に発売。NEOGEOオンラインコレクションシリーズの第10弾である。PS2版では、ある条件をクリアすることにより、ボスキャラクターの使用、及び3人全員同じキャラクターでチームを組むことが可能になる。また、オリジナルの『'98』のネオジオ版も収録されており、こちらもプレイすることが可能。2009年7月1日にXbox 360にてXBLA版が配信。ネオジオ版『'98』も同時収録されているが、PS2版には存在した3D背景、アレンジBGM、カラーエディット、ギャラリーなどは収録されていない。また、ネットワーク対戦は『'98UM』のみ対応し、ネオジオ版には非対応。2014年12月16日にSteam版『FINAL EDITION』が配信開始。こちらは2011年稼働のNESiCAxLive版『FINAL EDITION』のゲームバランスをベースにしている。ネオジオ版『'98』も同時収録されているが、XBLA版同様にPS2版での追加要素は一部省かれている。『'98UM』の追加キャラクターの公式イラストは森気楼の画風に似せているが、これはイラスト担当のおぐらえいすけが当時の絵を参考に作画したものである。『KOF98UM』と同様の趣旨で登場した『2002』のリメイク作品。略称は『2002UM』。登場総キャラクター数が66人も及ぶ大幅なキャラクター追加や、ゲームバランスの再調整、新技の追加、BGM・アナウンスの一新、デザイン・背景を中心としたグラフィックの変更などが施されている。イラストはヒロアキが担当。システム的には『2002』とほぼ同じだが、パワーMAX発動中でなくともゲージ3本を消費することでMAX版超必殺技やMAX2を使用可能になるなどの変更がされている。またMAX2使用時にカットインが入ったり、一部のキャラは特定の技で相手を倒すと勝利画面のイラストが変わるなど演出面も強化されている。『'98UM』同様、本作のCPU戦にも、プレイ内容による乱入キャラ、最終ボスの分岐が多種多様に設けられている。ネオジオ版『2002』の出場キャラクターの内、K9999のみが著作権の関係で登場できず、代わりに似たような設定・性能を持つ新キャラクター、ネームレスが新登場。PS2版にはオリジナルであるネオジオ版準拠の無印『2002』も同時収録されており、こちらは原作仕様であるため、前述の理由で本作に登場できないK9999も使用可能(ただし取扱説明書のキャラ紹介欄からは意図的に除外されている)。また、PS2・Xbox版『2002』に追加キャラクターとして出場していたギースとゲーニッツもPS2・XBLA版の今作に登場するが、同じく『2002』では出場していたツキノヨルオロチノチニクルフイオリは今作では登場していない。PS2版の後に稼働されたアーケード版は更なるバランス調整が施されている他、背景が2Dに変更された代わりに新ステージが一部追加されている。また、基本的にPS2版のキャラはアーケード版にほぼ全て出場しているが、ボスキャラクターは全員CPU専用で使用できず、さらにギース(ナイトメア含む)とゲーニッツのみ登場していない。後にアーケード版のゲームバランス準拠のものが『闘劇ver.』としてPS2版に逆輸入されている。これらでは対戦バランスや技の性能はアーケード版準拠だが、メニューやモードなどはPS2版無印準拠で同じく家庭用専用隠しキャラクターが使用可能になっている。その後に発売されたXBLA版・Steam版もアーケード版および『闘劇ver.』に準拠しているが、PS2版2作品には存在したネオジオ版『2002』、3D背景、ギャラリーなどは収録されていない。ボスキャラクターはプレイヤー仕様だと、CPUに比べて攻撃力が大幅低下、防御力が通常キャラクターと同じになる調整を施される。2009年2月26日にPS2版が発売、同年7月9日にアーケード版が稼動開始(システム基板はSYSTEM BOARD Y2)。さらに、2010年6月24日にアーケード版と同等のバランス調整が行われた『闘劇ver.』がPS2で発売され、特に『闘劇ver.』はSNKプレイモア最後のPS2用ソフトとなった。2010年11月3日にXbox 360のXbox LIVE アーケード版が配信された(詳細は上述)。2011年1月24日からはNESiCAxLiveでアーケード版準拠のものが配信されている。2015年2月27日にはSteamでXBLA版準拠のものが配信されている。タカラ(現・タカラトミー)より『熱闘シリーズ』の一部としてゲームボーイで発売。デフォルメされたキャラクターが戦う。スーパーゲームボーイにも対応し、専用フレームも用意されている。1996年4月26日にゲームボーイでタカラより発売。開発はガイブレイン。『'95』をベースにしているが、ライバルチームの3人を除いたキャラクターは原作のチームから抜粋された数名ずつがバラバラに出場しており、固定されたチームは存在しない。隠しキャラクターとして『サムライスピリッツ』シリーズからナコルルが登場するほか、同じキャラクター同士でチームを組めたり、常にパワーゲージがMAXになる隠しモードが存在する。日本語版はタイトルロゴがカタカナ表記となっている。欧米版のタイトルは「熱闘」は省かれており、タイトルのデザインもネオジオ版と同じであるが、ゲーム内容には大きな相違点はない。アメリカ版は任天堂、ヨーロッパ版は有限会社Laguna Video Gamesが販売元となっている。1997年8月8日にゲームボーイでタカラより発売。前作同様、開発はガイブレイン。ボスチームの3人はアーケード版『'96』と同じだが、それ以外の出場メンバーは前作と同様に抜粋された数名ずつがバラバラに出場している。また、前作とは多少顔ぶれが変更されている。なお、本作では特定の組み合わせでチームを組むと「特殊イベント」が発生する。隠しキャラクターとして『龍虎の拳』からMr.カラテや、『'97』のような暴走キャラクター、神楽ちづるのバージョン違いのKAGURAなどが登場する。また、隠しモードとして、超必殺技がいつでも出せるようになり、技の内容が強力なものに変化、パワーゲージが常に回復し続ける、といった内容の「熱闘モード」や、ボタンを同時押しするだけで必殺技が発動可能になるモードが存在する。スーパーゲームボーイ使用時は、攻撃等の効果音の一部がSFC音源に変わる。ヨーロッパ版はタイトルが『The King of Fighters: Heat of Battle』に変更されており、前作と同じくLagunaが販売元となった。また、本作はアメリカでは発売されなかった。SNKより『ポケット格闘シリーズ』の一部としてネオジオポケットで発売。デフォルメされたキャラクターが闘う。『熱闘』シリーズよりもさらに頭身が低く、キャラクターが大きくなっている。同じ『ポケット格闘シリーズ』のタイトルとして『サムライスピリッツ!』や『餓狼伝説 FIRST CONTACT』なども発売された。また、シリーズには含まれないが同コンセプトのデフォルメ作品として『頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM』や『SNK GAL'S FIGHTERS』、『幕末浪漫 特別編 月華の剣士』などがある。1998年10月28日にネオジオポケット(モノクロ)本体と同時発売。R-1は「ラウンド ワン」と読む。『'97』をベースにしており、抜粋されたメンバーが登場する。隠し要素として、簡単なコマンドで必殺技が出せる「あばれモード」が搭載されている。1999年3月19日にネオジオポケットで発売。ネオジオポケットカラーにも対応し、カラー表示となった。R-2は「ラウンド ツー」と読む。『'98』をベースにしているが、『'98』にはいない藤堂香澄も登場。前作よりもCPU戦の難易度は下がっている。本作のみの特徴として、「テク」を集めて好きなキャラクター1人をカスタマイズし強化する「メイキングモード」がある。また、前作にあった「あばれモード」が標準で選べるようになった。1999年10月21日には価格の下がったキャンペーン版も登場。SNK、もしくはSNKプレイモアより許諾を受けたマーベラスエンターテイメントより、ゲームボーイアドバンスで発売されたシリーズ。SNKプレイモアのスタッフによると、『EX』シリーズはマーベラスエンターテイメントの持ち込み企画であるとのこと。ゲームボーイ版やネオジオポケット版とは異なり、キャラクターのグラフィックは通常のシリーズと同じ頭身になっている。2002年1月1日にGBAでマーベラスエンターテイメントから発売。開発はアートゥーン。サブタイトルは日本語に訳すと「新しい血統」、つまり新キャラクターを意味している。任天堂の携帯ゲーム機向けとしては4年半ぶりの新作。SNK倒産後の発売だが、クレジットやタイトルデモにはSNKロゴが表示される。『'99』を基本に『2000』の要素を加えた作品だが、ストーリーはオロチ編を継承している。新キャラクターの葉花萌の声優に千葉麗子を起用。発売前は期待が集まっていた作品ではあったが、実際に発売された製品版はバグが多く(ゲームがフリーズする、操作が出来なくなるなど一部プレイに支障が出るものもあるほど)、ユーザーからの評価はあまり高くなかった。2003年1月1日にGBAでマーベラスエンターテイメントから発売、開発はサン・テック。『EX』の続編で、『2000』を基本にしている。前作の反省を受けてか、こちらはバグなどの不具合の問題点は大幅に改善されており、ユーザーからの評価も上がった。上記の他、iPhone/iPod TouchとAndroid共に『THE KING OF FIGHTERS’97』の移植版が2013年11月14日に、『THE KING OF FIGHTERS’98』の移植版が2014年7月24日に配信開始されている。3D格闘ゲームとして製作された外伝シリーズ。略称は『MI』、もしくは『KOF MI』。当初はPS2で展開してきたが、後にXboxやアーケード(システム基板は「Taito Type X2」)でも登場した。PlayStation 3やXbox 360での作品も予定されていたが、発売中止となった。ここでは対戦型格闘ゲームではないものを挙げる。1995年2月1日にMVSで稼動したクイズゲーム。タイトルに『キング・オブ・ファイターズ』とついているが、草薙京などの『KOF』オリジナルキャラクターは一切登場しない。登場キャラクターは、『餓狼伝説』(『SPECIAL』準拠のデザイン)と『龍虎の拳』(『2』準拠のデザイン)に加え、本家『KOF』には参戦していなかった『サムライスピリッツ』(初代準拠のデザイン)から選ばれている。ストーリーの大筋は、謎の組織「Q」に誘拐されたユリを救出するため6人の勇者(覇王丸、不知火舞、ナコルル、テリー・ボガード、ロバート・ガルシア、リョウ・サカザキ)が立ち上がるという、初代『龍虎の拳』をなぞらえたような展開で、『龍虎の拳』のボ

出典:wikipedia

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