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仮面ライダーX

『仮面ライダーX』(かめんライダーエックス)は、1974年(昭和49年)2月16日から同年10月12日まで、毎日放送・NET系列で毎週土曜19時30分から20時00分(JST)に全35話が放映された特撮テレビドラマ作品、及び作中で主人公が変身するヒーローの名称。「仮面ライダーシリーズ」の第3作目である。従来よりも視聴者の年齢層を上げることを意識して多くの新機軸が導入された。それまでの歴代ライダーは敵から奪った武器を使うことはあったが、Xライダーは正式な手持ち武器(ライドル)を装備した初のライダーである。Xライダーについては改造人間であるという設定は従来と共通であるものの、ベルト以外にもアイテムを用いて変身する点や、武器をベルトに内装するなど、さまざまな新要素で仮面ライダーのイメージを一新させる作品となった。仮面ライダーシリーズの多くに登場する敵組織と異なり、本作に登場するGOD機関は「世界の対立する大国同士がひそかに手を握り、改造人間を使って日本全滅を狙う、恐怖の秘密組織」(第1話ナレーション)という設定である。世界征服ではなく明確に日本をターゲットにしてその全滅を目的としており、GODの戦闘員は「戦闘工作員」と呼ばれ、GODとのスパイ合戦が描かれるとともに、攻撃する組織の支部を「分署」と呼んだり、秘密警察を連想させる制服を着た構成員を登場させるなど、随所にそれを裏付けるための演出がなされている。独自の魅力を持つ神話怪人群とマンガチックな悪人軍団怪人群、本格的ライバルキャラクターのアポロガイスト、実寸大のセットで表現されたシリーズ初となる巨大敵キャラクター・キングダークや、Xライダーの剣劇的なアクションなど、本作ならではの特徴も少なくない。前作『仮面ライダーV3』で仮面ライダーシリーズの人気は頂点に達したが、その後に『マジンガーZ』が登場したことにより「変身ブーム」は陰りを見せ、「ロボットアニメブーム」に取って代わられようとしていた。1973年後半、制作者たちは番組の内容を一新することに決め、これまでにないメカニカルな要素を取り入れた『仮面ライダーX』の企画が開始した。当初は前作までのつながりを完全に絶つことも検討されたが、実際の企画書には立花藤兵衛や歴代仮面ライダーの登場が盛り込まれている。石ノ森章太郎が手がけたキャラクター原案の中では、「専用ライフルを手に戦うかみきり虫ライダー」というキャラクターが有力候補だったが、前作の第43話から登場した「ライダーマン」に対する当時の児童層の反響が予想外に高かったことと、従来にない新しい仮面ライダー像の構築という意味で変更になり、「武器を持ったライダー」というアイディアのみ本作に継承された。沖縄本土返還復帰事業最大のイベントである「沖縄国際海洋博覧会」の開催を1年後に控えている事実も考慮に入れられた結果、深海開発用改造人間=カイゾーグである仮面ライダー5号、通称「Xライダー」の設定が完成した。番組タイトル案には、平山亨による『仮面ライダーGO5号(ゴーゴーゴー)』『仮面ライダーU5(ユーファイブ)』『カイゾーグ5号ライダー』や、石ノ森章太郎のデザイン中の有力候補だった『仮面ライダーVV(ダブルブイ)』などがあった。後年の関連書籍では本作の正式な企画書は発見されておらず、手書き原稿を印刷製本した「新番組企画案」がこれに相当するものとして扱われている。第1話・第2話の脚本を担当した長坂秀佳は詳細な打ち合わせはなかったと証言している。放映開始時の視聴率は高かったが、それを頂点に数字は下降を続け、1か月半が経過した4月の時点で関西19%、関東16%と苦戦が顕著となった。制作者たちはさまざまな番組強化策を講じたが、結局は3クール未満の全35話で終了することになった。しかしながら、平均視聴率を見る限りでは、ロボットアニメブームという逆風の中で孤軍奮闘したと言える。海洋科学者・神啓太郎(じん けいたろう)教授は、日本全滅を狙う大国の連合組織「GOD(ゴッド)機関」より組織への加入を迫られる。拒否した神教授は報復としてGODから重傷を負わされ、彼を助けようとした息子・神敬介(じん けいすけ)も殺害されてしまう。瀕死の神教授は、最後の力で敬介にサイボーグ手術を施し、深海開発用改造人間・カイゾーグとして蘇らせ、「仮面ライダーX」の名を与える。父の遺志を継ぎ、日本全滅を図るGODと戦う決意を固めた敬介の前には、かつての恋人・水城涼子(みずき りょうこ)がGODの一員として現れるうえ、彼女と同じ顔をした謎の女性・霧子(きりこ)が敬介を助ける。涼子の真意と霧子の正体を求めつつ、過去の「仮面ライダー」の協力者である立花藤兵衛らの助力も得て、XライダーはGODに立ち向かう。実は涼子は国際秘密警察の調査員であり、GODへの潜入のために敬介たちを裏切る振りをしていた。そして霧子は、涼子の双子の妹だった。その事実が明らかになったとき、GODの手にかかって姉妹は命を落とす。悲しみをこらえ、Xライダーとして戦い抜くことを誓った敬介の前には、GOD秘密警察第一室長・アポロガイストが現れる。その強大な力にXライダーは苦戦を強いられるが、なんとか勝利する。敗北したアポロガイストは強化手術を受け、それまで以上に恐ろしい力を得てよみがえるが、その再生は不完全であり、余命を延ばすためにはXライダーの持つパーフェクターが必要だった。生き残りをかけた激闘の末、ついにXライダーはアポロガイストを完全に倒す。アポロガイストの死後、GOD悪人軍団を率いる新幹部・キングダークが姿を現す。キングダークの巨体を自由に動かすために必要なRS装置の設計図は9つに分割されており、Xライダーと悪人軍団は争奪戦を繰り広げる。そのさなか、強敵・クモナポレオンにXライダーは敗れてしまうが、駆けつけた仮面ライダーV3=風見志郎によって強化再生され、新たな力を得てGODに立ち向かう。やがてキングダークはRS装置を待ちきれずに立ち上がると、戦闘に臨む。その巨大な体内に侵入したXライダーは、そこでGODを操っていたと自称する呪博士と対峙し、彼を倒す。呪の死とともにキングダークも爆発四散し、ここにGODは滅びた。敬介は藤兵衛たちに別れを告げ、どこかへ旅立っていった。視聴率の向上や児童誌での話題作りなどのために強化策の投入が行われたことで、時期によってその様相を大きく変えている。暗黒組織デストロン壊滅後に現れた秘密結社。世界の対立している大国同士が水面下で、手を握って組織した。改造人間を使って、日本全滅を狙う。GODはGovernment Of Darkness (闇の政府)の略。シンボルマークは「G」「O」「D」の文字を髑髏風に配したもの(GとDで両目、oが口)。世界中のあらゆる格闘術・武術・スポーツのチャンピオンクラスを選りすぐった警備課(クロノス曰く「GODの勇士」)、通信衛星を通して、地球上のいかなる場所とも交信可能な通信課を始め、技術課、人事課、車両課、作戦課、医務局、G.D.、総司令オフィス、アポロガイスト配下のGOD秘密警察、作戦行動に当たる戦闘工作員や怪人により構成されており、組織力ではデストロン以上。声のみのGOD総司令が組織を動かしていた。過去の組織にも見られる規模のアジトも前線基地(GOD秘密警察東京分署など)という形で存在するが、アポロン宮殿、アポロン第2宮殿(第21話)という従来にない、大規模な秘密基地も存在する。構成メンバーは先の水城涼子のような工作員も含め「自爆装置を内蔵したサイボーグ」に改造されている。当初は総司令やアポロガイストの指示を受けた神話怪人による犯罪・テロ活動を展開していたが、後半は巨大ロボット幹部・キングダークに指揮権が移り、彼が率いる悪人軍団によるRS装置の設計図奪還を展開する。最終作戦ではキングダークが自ら出陣し、日本壊滅を企むも、キングダークの体内に潜入したXライダーにより、操縦者の呪博士を倒され、キングダークも爆発。これによりGODは壊滅した。呪博士とGODの背後にいたという大国との関係は語られずじまいであり、同じ組織の設定が作品の前半と後半で明らかに変わってしまっている。資料の中にはGODを前期と後期で実質的に別組織とみなし、分けて解説するものもある。『仮面ライダーストロンガー』最終話岩石大首領はGODも影で操っていたと語っている。第1話から第21話まで登場。ギリシャ神話・ローマ神話に登場する神や妖精、英雄や怪物などをモチーフとした怪人たち。その姿は彫像を思わせる。人間体への変身も可能で、GOD総司令からの命令テープによって指令を受け、行動を開始する。特殊能力重視の改造が施され、剣や槍など専用の手持ち武器を持つものが多い。デザインはエキスプロの高橋章が担当した。企画段階では神話モチーフのほかに、地名を冠した怪人案も検討されていた。作中の歴史上に実在した独裁者や凶悪犯罪者、英雄、怪物の遺体を発掘し、それに動植物や昆虫、水棲動物の能力を植え付けて怪人化させたもの。キングダークによる組織の新編成に当たり創設された怪人部隊。RS装置を巡って仮面ライダーXと戦いを繰り広げた。デザインは劇場版のコウモリフランケンのみ高橋章が担当し、テレビシリーズでは原作者の石森章太郎が担当した。神敬介が変身した姿で、「Xライダー」とも通称される。「仮面ライダーX」の名は父・神教授から与えられた。身体はX文字を模った「耐圧ラング」で覆われ、深海1万メートルの環境でも活動可能である。本来は「深海開発用の改造人間」としての目的で設計されていた。動力は太陽エネルギーと風力エネルギー。第28話でマーキュリー回路がセットされたことに伴い、プロセスも変更された。素顔で登場した作品は◎を付記。「小説」や「映画」などのメディアを表す説明がない作品はテレビシリーズ。主演の速水亮は、阿部征司と平山亨が何人かの候補者に声をかけて回る中で抜擢された。芸名も本作品の出演を契機に決まったものであり、姓の「速水」は音楽担当の菊池俊輔が付け、名の「亮」は当時のテレビ部部長・渡邊亮徳から1字もらったものである。仮面ライダー役の俳優は藤岡弘・佐々木剛・宮内洋・山口暁と1文字の名前が続いており、その流れに沿って決められたという。序盤のヒロインを演じた美山尚子は番組の路線変更によって第8話で退場した。後に美山は速水と結婚しているが、速水によると共演中はお互いに恋愛意識はなく、降板した美山をかわいそうに思った速水が励まそうとしたのが交際のきっかけだったそうである。また平山亨によると、美山の演技力不足が降板の理由のひとつだと指摘することが誰もできずにいる中で、速水が「女優に向いていないよ」と直言し、美山はかえって感激していたという。神啓太郎役の田崎潤は、30分番組に出演するような人ではないとスタッフが大騒ぎするような大物俳優だった。啓太郎の意識を移植した神ステーションが第2話で早々に自爆するが、準備稿の段階では自爆する描写はなく、田崎の処遇の問題があったからではないかと長坂秀佳は述べている。アポロガイスト役の打田康比古は、速水と年齢が同じこともあって意気投合し、ふたりは番組終了後も続く親交を重ねた。第12話のゲスト・関口淳は、当時スプーン曲げで知られた「超能力少年」である。予告に関口とXのシーンがあるが、実際の劇中では使用されていない。※参考文献:『仮面ライダー大図鑑(4)』(バンダイ・1992年)、『仮面ライダーX・アマゾン・ストロンガー大全』企画段階から、ライダーファンの成長にあわせたアダルト志向のドラマも視野に入れた新しい路線が打ち出され、脚本家には前2作品でメインライターだった伊上勝らに加え、新たに『人造人間キカイダー』と『キカイダー01』で実績を残した長坂秀佳が起用された。長坂は第1・2話のほかに第7・8話を執筆しただけで降板してしまうが、その理由について大阪の毎日放送との電話回線を通じた打ち合わせで、互いの顔が見えないため発展的な論戦ができずに険悪な雰囲気になったことを挙げ、態度が悪いとみなされて降ろされたのではないかと語っている。クレジットされていないが、15話以降に立花藤兵衛役の小林昭二が演出を行った回があったと主演の速水亮が証言している。『仮面ライダー』から怪人デザインを担当した高橋章は、マンネリ化を避けるため劇場版のコウモリフランケンを最後に担当を外れ、テレビシリーズの悪人怪人からは原作者の石森章太郎が手掛けた。オープニングとエンディング同様、作・編曲はすべて菊池俊輔。シリーズ中、例を見ない音楽制作の早さで既に第2話までに挿入歌「ライダー賛歌」(1号からXまでの歴代ライダーを唄ったもの)、「神敬介の歌」(敬介の父への想いを唄ったもの)のメロディーオーケストラ(メロオケ)が使用されていた。新ライダー誕生として「ライダー賛歌」は第1話のラスト、「神敬介の歌」は第2話で神ステーションが自爆し父と決別した後のパニックとの戦闘シーンで使用された。エンディングテーマ「おれはXカイゾーグ」のメロオケも制作されたが使用されたのは劇場作品のみである。クルーザーのテーマ「白い弾丸クルーザー」はシングルレコードにも正副主題歌とともに収録されていた。『仮面ライダーX』のLPレコードには『仮面ライダーV3』の挿入歌「ぼくのライダーマン」も収録された。同曲の発表が『仮面ライダーV3』のLPのリリース後だったためである。この影響により、『仮面ライダー』第1作から『仮面ライダーストロンガー』までの初期シリーズのうち、『仮面ライダーX』の歌が一番少ない。また本作の劇中で、前作の主題歌のテスト版(水木一郎バージョンおよび宮内洋ソロ・バージョン)の「戦え!仮面ライダーV3」が初めて使用された。次回予告の地方版では、神敬介が登場し、次回予告を行うバージョンが存在する。通常版予告が20秒であるのに対し地方版は40秒と長く、第32話まで使用された。タイトルに「X」を含まない作品についても、どのキャラクターが登場したかを記述。各キャラクターの詳細については、登場人物の節、または、各個別記事を参照。

出典:wikipedia

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