LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

ポーの一族

『ポーの一族』(ポーのいちぞく)は、萩尾望都による日本の漫画作品。『ポーの一族』シリーズは漫画雑誌『別冊少女コミック』1972年3月号から1976年6月号に断続的に連載され、その中核となる単独作品「ポーの一族」は1972年9月号から12月号に連載された。2016年5月、連載終了から40年ぶりに『月刊フラワーズ』7月号に新作が発表され、その反響の大きさにより掲載誌が売り切れる書店が続出したため、重版されることとなった。以下、シリーズ作品を『ポーの一族』、単独作品を「ポーの一族」と区別する。萩尾は「永遠にこどもであるこどもをかきたい」との発想から、石ノ森章太郎の『きりとばらとほしと』の吸血鬼の設定の一部をヒントにして『ポーの一族』の構想を思いつき、1972年、「すきとおった銀の髪」、「ポーの村」などの短編から描き始め、同年8月から翌1973年6月にかけて当初の構想であった3部作(「ポーの一族」、「メリーベルと銀のばら」、「小鳥の巣」)を連載した。1974年に発売された単行本の初版3万部は発売から3日で完売し、『トーマの心臓』連載終了後、1974年12月「エヴァンズの遺書」でシリーズを再開、1976年5月「エディス」後編で終了した。2016年5月、40年ぶりに新作として「春の夢」が発表され、断続的にシリーズ連載される予定。西洋に伝わる吸血鬼(バンパネラ)伝説を題材にした、少年の姿のまま永遠の時を生きる運命を背負わされた吸血鬼エドガーの物語。成長の代償に失うもの、大人になれない少年の姿が描写されている。200年以上の時間が交錯する構成で、舞台は18世紀の貴族の館から20世紀のギムナジウムまでさまざまである。作品発表当時としては異色の作品であり、少女漫画の読者層を増やした作品であると評価されている。1976年、第21回(昭和50年度)小学館漫画賞少年少女部門を受賞。1744年、森の奥に捨てられた幼いエドガーとメリーベルは、老ハンナ・ポーに拾われて育てられるが、老ハンナとポー家の一族の人々は吸血鬼「バンパネラ」であった。11歳のときに一族の秘密を知ってしまったエドガーは、成人すれば一族に加わることを約束させられ、その代わりにメリーベルを巻き添えにしないよう彼女を遠くの町に養女に出させる。1754年、エドガーが14歳のとき、正体を村人に見破られた老ハンナは胸に杭を打たれて消滅してしまう。彼女の連れ合いで一族の最も濃い血をもつ大老(キング)ポーは、いやがるエドガーを無理やり一族に加えてしまう。3年後、13歳になったメリーベルはバンパネラのエドガーと再会し、自ら一族に加わることを望む。それから2人は一族のポーツネル男爵とその妻シーラを養父母として100年以上の時を過ごすが、1879年、4人の正体を知った医師によりメリーベルとシーラが消滅させられ、ポーツネル男爵もその後を追って消滅してしまう。最愛の妹を失ったエドガーは絶望と悲しみに沈む中、新たにアラン・トワイライトを一族に加え、以後2人で100年近くの時を過ごすことになる。しかし1976年、2人にも永遠の別れの時が訪れる。主要登場人物のうち、エヴァンズ家の血縁関係を示す。詳細は「ランプトンは語る」を参照のこと。人間の血を吸うほかは、赤いバラやそのエキスを食用とし、基本的にそれ以外の食べ物は摂(と)らない。また、ある程度の技量があれば、相手をバンパネラ化させることなく血を吸うことができ、触れるだけで生気を吸い取れるという(「ポーの村」)。ただし、血を吸われた者がバンパネラ化しなかった場合、バンパネラの因子が体内に潜伏して子孫の代で発現する可能性がある(「小鳥の巣」)。また、バンパネラ同士で血を分け合うといった描写も見られる。映らないとされる鏡に映るよう偽装することができる(「ポーの一族」)。さらに本来は呼吸、脈拍、体温も持たないが、同様に偽装できる。ただし、脈拍/体温は、大ケガをするなど体力が弱っていると、偽装しても通常の人間より少ない/低い(「エヴァンズの遺書」)。一般的に吸血鬼の弱点とされる日光は平気で日中でも出歩いている。十字架や聖書も慣れることである程度苦手を克服できるが、十字架そのものよりも、それに込められた信仰が彼らにとっての脅威となる。銀の弾丸や杭またはこれに類する先のとがったもので胸を貫かれると消滅する。「ポーの一族」、「メリーベルと銀のばら」、「小鳥の巣」の3部作の構想を作者がノートに記したもの。作者は「最初この3部作を描きあげれば終わるはずだったのですが、やっているうちにアイデアが次々浮かんできて、時間のあいまを埋めていくようにストーリーが膨らんできました」と語っている。この構想メモには、アランの名字はトワイライトではなく「トワイニング」、ポーツネル男爵夫人の名前はシーラではなく「デライラ」、ユーシスは「ユリアーノ」、エヴァンズ伯爵は「デュラン伯爵」と記されている。なお、「小鳥の巣」にはキリアン・ブルンスウィッグやマチアス、ロビン・カーなどの主要登場人物の名前はなく、後に『トーマの心臓』に登場するオスカー・ライザー(キリアン役)や『11月のギムナジウム』に登場するフリーデル委員長の名前が記され、さらに「レオンハルト」(マチアス役)という名前が記された少年には『トーマの心臓』のエーリク・フリューリンクのイラストが描かれており、構想段階ではこれらの作品が作者の中ではまだ明確に分かれていなかったようである。『ポーの一族』には随所にマザーグースの詩の一節が用いられている。用いられている詩と作品は次のとおり。作者の別作品のラブコメギャグ漫画『とってもしあわせモトちゃん』番外編「ジョニーウォーカーくんのバラのものがたり」には、自己パロディというべき、自称「ポーの一族のギャグタッチ」であるエロガー・ポーチネロが登場する。ジョニー・ウォーカーは病気で寝ているガールフレンドのチェリーを見舞うため、バラを育てていた。おなかをすかせたエロガーはバラのつぼみを見つけると、モトちゃん(主人公であるかわいい生き物)に「咲いたら食べられる」という。これを見つけたジョニーは慌ててバラから追い払い、エロガーたちがおなかをすかせているのを見て食事を振る舞うが、エロガーは手を付けようとしない。そこでエロガーは自分の正体(バンパネラ)を明かし、ジョニーの血を吸おうとするが失敗。そのままジョニーの家に泊めてもらうが、翌朝花の咲いたバラを盗んでいってしまった。エロガーはバラを食べようとしたが、たまたま通りかかった家の少女(実はチェリー)がかわいかったので譲り、そのまま去っていった。エロガーはエドガーをシニア(一世)、自らをジュニア(二世)と称したが、実際の関係は不明。東村アキコ著『ひまわりっ 〜健一レジェンド〜』の作品中で描かれる本作のパロディ作品。主人公の林アキコが勤める「南九州テレホン」お客様サービス課の副主任・猿渡が、女子高生時代に『ペーの一族』を描いて友人に見せる回想シーンに登場する。『ペーの一族』の主人公・林家ペーがエドガーの姿で描かれている。著者は、「ストーリーは基本『ポーの一族』と一緒」で、「林家ペーが落語家だっていうことを最近の人は知らないじゃないですか。それというのは彼が、自分は林家一門っていうことを隠して生きているからだ...みたいなことだと思うんですよね。」ということから巻き起こるドラマだと、萩尾との対談で説明している。作品中、林家三平に「ペー、テレビに映ってない!!」と怒鳴られ「テレビに映りたかったら、つねにこん平の後ろに回りこめ!」と言われたペーが、エドガーの姿で「笑っているふり...面白がっているふり...それくらいできるよ」とつぶやいたり、グレンスミスに模された人物が「...林家一門...」と愕然とするバックに「林家 林家 林家の一門」と記されている場面などが描かれている。NHK-FMで1980年1月1日 - 1月6日に放送された。第1回 「グレンスミスの日記」前編第2回-5回 「ポーの一族」第6回 「グレンスミスの日記」後編ラジオ関西で2007年10月6日より、アニたまどっとコムにて別バージョンがWEBラジオとして放送された。番組はラジオドラマと「ポーの一族の記憶」「ポーっの瞬間」「ホーな人たち」「占いコーナー」のコーナーで構成され、ラジオドラマは地上波のみで放送された。放送された作品とキャストは後述のドラマCDを参照。「小鳥の巣」のみ放送されなかった。「連続ラジオドラマ ポーの一族」の放送終了後、各4話ずつ収録で全6巻が発売された。ラジオとは異なるディレクターズカット版を収録し、原作者・萩尾望都のオリジナル図版を使用した特製リバーシブルジャケットとプチイラスト入り解説シートを封入。なお、「ピカデリー7時」と「はるかな国の花や小鳥」のみ収録されていない。映劇のドラマCDレーベル「e☆star」より2013年3月22日発売。『ストレンジャー〜バケモノが事件を暴く〜』(ストレンジャー バケモノがじけんをあばく)のタイトルで、本作を原案としたドラマが、テレビ朝日系で2016年3月27日に『日曜エンタ』枠で放送された。主演は香取慎吾でテレビ朝日でのドラマ主演は本作が初となる。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。