別所岳サービスエリア(べっしょだけサービスエリア)は、石川県七尾市および鳳珠郡穴水町ののと里山海道(能越自動車道との重複区間)上にあるサービスエリアで、その前後は4車線(片側2車線)で整備されている。上下線のSAが共に海側に設置されており、下り線(金沢 → 穴水)の側からは本線の下をくぐり抜けて到達するようになっている。別所岳(標高358m)の中腹に位置し、七尾北湾や能登島、天気がよければ立山連峰を望むことができる。下り線エリア内には展望台(別所岳スカイデッキ「能登ゆめてらす」)がある。上り線エリアから展望台までの遊歩道もあり、展望台完成により上下線の往来ができるようになった。エリア内施設においては、開業当初から駐車場・トイレ・自動販売機はそれぞれ設置されていたが、サービスエリアを名乗ってはいるものの、売店等の有人施設は無く、2011年(平成23年)7月23日から同年10月30日までの毎週土曜日・日曜日および祝日と8月13日から8月16日までの毎日、下り線敷地内で観光案内また地元特産品を販売する各コーナーが設けられていた。しかし、このほど石川県が先のサービス拡大を目指し、通年営業可能な交流施設を建設。奥能登山海市場と命名され2014年(平成26年)7月20日に開所した。なお、北陸鉄道グループである北鉄奥能登バス運行の珠洲特急および宇出津真脇特急線上り便のトイレ休憩箇所として使用されている。 また、上り線より下り線パーキングの駐車場の利用も可能となった。(逆方向は通路の配置の都合上駐車場の利用は出来ない)奥能登山海市場は下り線側にあるが、遊歩道や上下線パーキング連絡通路を使用して上り線からも利用できる。下り線(穴水方面)エリアの敷地内にある展望台。上り線(金沢方面)エリアとの間には遊歩道があり、上り線エリアからも利用できる。展望台のある一帯は、2007年(平成19年)に発生した能登半島地震の際、能登有料道路の復旧工事に一帯の土砂を採取した採取場の跡地であった。この一帯を復旧し、かつ地震で受けた被害と復旧への足跡を遺す目的で遊歩道と展望台のついた広場が整備された。展望台は高さ13m。スロープと階段のついた“空中回廊”と、エレベーターで頂部へ上ることができる。期間によって開場時間が異なり、毎年12月16日から翌年3月14日までは閉鎖される。入場無料。広場内には、地震前の緑を再生すべくコナラやヤマモミジなどが植えられている。また、能登半島地震で受けた当エリアを含めた能登有料道路内の被害状況と復旧の経過を示す看板が立てられている。イベント開催時には開場時刻を延長することもある。2010年(平成22年)9月に月見のイベントが行われた際には21:00まで延長した。
出典:wikipedia
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