八広駅(やひろえき)は、東京都墨田区八広六丁目にある、京成電鉄押上線の駅である。駅番号はKS47。下り線・上り線共用の追い抜き設備を設置した、2面3線の高架駅である。四ツ木駅とを結ぶ荒川橋梁に接している。荒川橋梁の架け替え工事前は青砥寄りに駅舎があり、構内踏切も設置されていた。架け替え工事により線路が付け替えられたことに伴い、2001年9月15日のダイヤ改正から新駅舎での営業を開始した。コンコースも高架下の中央に移転するとともに下り線に追い抜き設備が設置され、使用を開始した。基本的には、単式ホームの1番線が上り線ホーム、島式ホームの2・3番線はそれぞれ下り線ホームと予備ホームである。平日朝ラッシュ時は上り優等列車を待避させるため、1番線を通過列車専用とし、当駅に停車する押上方面の列車は当駅での待避の有無にかかわらず2番線に停車させる。この時間帯の青砥方面は3番線を使用する。また、平日夕ラッシュ時にも下り線で優等列車を待避する列車が数本存在するが、その場合は2番線を通過線にして3番線に青砥方面の列車が停車する。また、2番線を使用して当駅での折り返し運転が可能である。当駅には京成電鉄で唯一、LEDを併用した反転フラップ式案内表示機が設置されていたが、2016年7月下旬日暮里駅や成田空港駅などと同じく英語入り接近放送への更新と合わせ、フルカラーLED式の発車案内表示器に取り換えられた。なお、反転フラップ式案内表示機には「スカイライナー」「モーニングライナー」「イブニングライナー」及び「空港第2ビル」「成田湯川」「浦賀」「新逗子」「京成上野」「日暮里」など使用実績の無い列車種別や行き先も用意されており、計画駅の「油壺」の行き先表示も存在していた。2014年度の1日平均乗降人員は10,418人である。京成線の駅では第37位で、押上線の駅では乗降人員が最も少ないが、2000年代から増加傾向にある。近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。駅南にある道路上に八広停留所がある。以下の路線が乗り入れ、東京都交通局と京成バスにより運行されている。開業当初から長い間荒川駅と名乗っていた。荒川(当時は荒川放水路)の土手上に位置していたことに由来している。現駅名の「八広」は、墨田区にあるのに荒川区と紛らわしいという理由から、地元の請願により、地名から採用し八広駅に改名した(開業当時は荒川区未成立の時期で、荒川区成立直後から間違えられていたという)。「八広」という町名は、1965年(昭和40年)12月1日の住居表示実施に伴い従来の寺島町六・八丁目、隅田町四丁目・吾嬬町西五 - 九丁目の8地区が合併して新たな町域が成立した際に、縁起の良い「八」の字を採り、その字体から「末広がり」の縁起を担いで命名されたものである。詳細は「八広」を参照
出典:wikipedia
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