金谷川駅(かなやがわえき)は、福島県福島市松川町関谷字坂下にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。「福島大学前」の副駅名が付けられている。島式ホーム1面2線を持つ地上駅。橋上駅舎をもち、出入口は福島大学・浅川・医大方面の東側(東口)と、関谷・水原方面の西側(西口)に設けられている。現在の橋上駅舎が出来る前は、西側に木造駅舎があり、駅の東側に行くには、駅の南北にある踏切を渡るという遠回りが必要であった。出口案内の看板には福島県立医科大学と記されているものの、当駅からはかなりの距離を要す。福島駅管理の業務委託駅(東北総合サービス委託、終日配置。ただしセンター試験日などの際にはJR福島駅からの社員が勤務することもある。)である。なお、構内にはみどりの窓口(営業時間6:30 - 11:00、11:30 - 12:30、13:50 - 15:40、16:00 - 19:50)、Suica対応自動券売機2台、簡易Suica改札機、待合室、トイレ、エレベーター(2基、東口駅前広場~2階待合室・2階改札内コンコース~ホーム)、公衆電話(駅舎外)、自動販売機(飲料・タバコ)などがある。みどりの窓口閉鎖時間帯のうち以下の時間帯(12:30 - 13:50、15:40 - 16:00)は基本的に出札業務・精算対応も行わない。2015年度の乗車人員は、1日平均2,899人である。福島大学の最寄り駅であるため、利用者は学生や教職員をはじめ福島大学関係者が多い。中線が存在しないため、通学向け列車や大学入試センター試験、入学試験用の臨時列車などの列車は、隣の松川駅行になる(しかし、JR・阿武隈急行の電車には当駅名の方向幕・表示が用意されている)。福島大学が近いため駅前は学生用のアパートが数多く存在する。学生が多く居住しているものの、周辺には小規模な商業施設しか存在しないため、食料品や日用品の買出しに行くために電車を利用する学生も多い。駅西側は水原地区の田畑や森林・集落がある。駅東側は、福島大学が出来る前までは山地となっており、数軒の民家や田畑しかなく、大学が出来た後に開発が進められ、土地区画整理事業も実施された。当駅の前後には、複線化工事の際に既存の線から離れた位置に上り線が新設されたため、上下線が大きく離れているところがある。駅名の由来は建設当時の村名、信夫郡金谷川村から。旧村の金沢、関谷、浅川から一文字ずつとった合成地名であり、後の市町村合併でそれぞれ松川町金沢、松川町関谷、松川町浅川となったため金谷川の村名が消滅した。後年、福島大学が所在する区画の地名変更が行われ、最寄り駅として学内で馴染み深いことから金谷川と名付けられ地名として復活した。なお、当駅は現在の福島市金谷川には属していない。その他に福島県道114号福島安達線上にある金谷川停留所があるが、当駅から約1kmの距離がある。
出典:wikipedia
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