


『ドラゴンスレイヤー』(DragonSlayer)は日本ファルコムによるコンピュータロールプレイングゲーム。『ドラゴンスレイヤー(ドラスレ)シリーズ』の第1作目。移植版によっては『ドラゴンスレイヤーI』のタイトルも使われた。T&E SOFTの『ハイドライド』シリーズ、クリスタルソフトの『夢幻の心臓』シリーズと並び、国産の三大パソコンRPGと評される。1984年に発売されたパソコン用ゲーム。キャッチコピーは「前代未聞麻薬的爽快遊戯」。前作『ぱのらま島』の反省から木屋がシステムを簡略化して改良したロールプレイングゲーム。パズル要素を含むアクションロールプレイングゲームの元祖と言われているが、実際は「インジケーター」と呼ばれる画面右下にある人の形をしたアイコンが左から右に移動している間にプレイヤーが行動する「時間制限のあるターン制」ロールプレイング・パズルゲームで、完全にアクションRPG化したのは『ザナドゥ』からである。 開発を短縮する為にファルコムは、木屋善夫と井上忠信の2人に別々の「ドラゴンスレイヤー」を開発させて競わせた。結果的に「木屋善夫のドラゴンスレイヤー」が採用されて、「井上忠信のドラゴンスレイヤー」は「ログイン」のプログラムオリンピック用に掲出されている。また本作以降、ファルコムで木屋が指揮したゲームは全て「ドラゴンスレイヤー」の名を冠し、『ドラゴンスレイヤーシリーズ』として発売されて行った。PC-8801、PC-8001mkIISR、FM-7、X1(日本ファルコムより発売)、PC-9801、MSX(スクウェアより発売)といった当時の主要パソコン機種用に発売されたほか、スーパーカセットビジョン(エポック社より発売)でも発売された。また後年、ゲームボーイ(『ドラゴンスレイヤーI』のタイトルでエポックより発売)、セガサターン(日本ビクターより発売された『ファルコムクラシックス』に収録)等ゲーム機にも移植された。ダンジョンを探索し、ドラゴンを倒し、それによってマップ上にばらまかれる全てのクラウンを家に持ち帰るとステージクリアとなる。総ステージ数は機種によって異なる。マップ上にあり、拾ったり置いたりすることができる。ただし剣・コイン・魔法の壷は拾うのみであり、マップ上に置きなおすことはできない。以下のアイテムは同時には所持できない。魔法はMAGICを消費して使用する(一部例外有り)。MAGICが0の時は使用できない。EXPERIENCEがある値に達するごとに、順に習得していく。開発順に複数のバージョンが存在する。オリジナルであるPC-8801版の初期出荷バージョンとしてLEVEL1.0およびLEVEL1.1が存在するが、その後ゲームバランス調整を中心とした改良バージョンとしてLEVEL2.0が登場した。LEVEL2.0では主に十字架上のモンスター移動が不可になる重要なルール変更を中心とし、タイトル画面の改良、ゲーム中の音楽、攻撃音など多くの変更がある。なおLEVELはタイトル画面後のデモンストレーションにて確認することができる。PC-8801版以外の主要パソコン機種版や、後年移植されたものは改良後であるLEVEL2.0の移植となっている。機種にもよるが、隠れ機能としてコンストラクション機能が存在し、自分の作ったマップでのプレイが可能である(PC-8001mkIISR用で確認)。
出典:wikipedia
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