斑鳩町(いかるがちょう)は、奈良県北西部に位置し、生駒郡に属する町である。飛鳥時代に聖徳太子の手によって法隆寺が建立されたことなどでよく知られる、古い歴史を持つまちである。法隆寺のすぐ西に広がる西里の集落は、近世初期の日本で最も組織的な力をふるった大工棟梁中井正清の育った集落でもある。それ以外にも多くの古い町並みが存在するが、高度経済成長以降、大阪のベッドタウンとして都市化が進み、落ち着いた町並みも、もはや過去のものとなりつつある。また、古都保存法の指定都市でもある。南に大和川が流れ、北には法隆寺の裏山にあたる松尾山を中心とした矢田丘陵を仰ぐ。西部には在原業平の和歌で知られる紅葉の名所、竜田川が、東部には「富の小川」として詠われている富雄川が流れる。古代の大和国平群郡夜麻(やま)郷、坂戸郷の地である。龍田川が大和川に合流する地点の北西にある神南備・三室山山頂に延喜式内・神岳(かむおか)神社が鎮座する。飛鳥時代には聖徳太子が斑鳩宮を営み、当時創建された法隆寺、法起寺、法輪寺、中宮寺は現在に伝わり法隆寺と法起寺が世界遺産に登録されている。近年、藤ノ木古墳の発掘でも有名になった。生駒郡の安堵町、三郷町、平群町と北葛城郡の王寺町、上牧町、河合町(西和7町)との合併が審議されていたが、斑鳩町、王寺町、平群町で実施された住民投票の結果、財務状況が良好である斑鳩・王寺両町で反対票が多数となり、両町が合併協議会を離脱。協議会は解散され、合併は白紙となった。また、新しい市の名前の候補は、西和市、法隆寺市などが候補に上がり、新市名「西和市」の決定まで行っていた。平成22年国勢調査(速報値)より前回調査からの人口増減をみると、0.31%減の27,731人であり、増減率は県内39市町村中7位。奈良県統計斑鳩町では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。郵便の集配は斑鳩町全域とも王寺郵便局が担当している。なお、郵政事業の民営化以前は竜田郵便局(竜田南)が集配特定郵便局として「636-01xx」区域(斑鳩町全域)の集配業務を担当していたが、2007年2月5日付で王寺郵便局に移管、現在は窓口業務のみとなっている。2015年までは、近畿大阪銀行 いかるが出張所(有人出張所)も営業していた。(2014年6月現在)前述のとおり、斑鳩町全域(「636-01xx」区域)の集配業務は王寺郵便局が担当している。古墳など多数。
出典:wikipedia
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