LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

鉄腕バーディー

『鉄腕バーディー』(てつわんバーディー、BIRDY THE MIGHTY)はゆうきまさみによる日本のSF漫画作品。及びこれを原作としたOVA・ドラマCD・テレビアニメ等のメディアミックス作品。"テレビアニメの詳細については鉄腕バーディー DECODEを参照。"宇宙から指名手配犯を追って地球にやって来た連邦警察のアルタ人女性警察官・バーディー・シフォン・アルティラと、彼女の失敗により致命傷を負い、体の修復を待つ間の措置としてバーディーの体に意識を移された地球人の少年・千川つとむの2人を主人公とした「二心同体」のSF漫画作品。ゆうきまさみが『鉄腕バーディー』のタイトルで発表した作品には2つの連載作品と4つの読切作品があり、この他に「ブラック・マジックKNIGHT」というスピンオフ作品がある。オリジナルとなるのは1985年(昭和60年)より1987年(昭和62年)の間に『週刊少年サンデー増刊号』(小学館)に連載されていた未完の作品(以下・旧版)で、読切はこの『旧版』の番外編として描かれた作品である。そしてこれらの作品を元に2003年(平成15年)より『週刊ヤングサンデー』(小学館)で連載が開始されたセルフリメイク作品(以下・リメイク版)があり、この『リメイク版』は掲載誌を『ビッグコミックスピリッツ』に移し、その後『鉄腕バーディーEVOLUTION』(以下・『EVOLUTION』)に改題した上で連載を継続した。しかし、内容がクライマックスに達したスピリッツの2012年7月2日号において、急遽「あと4回で完結」という告示がなされ、そしてその告示どおり4回後の2012年7月23日号において、半ば打ち切りに近い形で完結した。その後、月刊!スピリッツ2012年10月号に描き下ろしのエピローグが掲載されて結末が補完されたが、多くの伏線は未消化で終わった。単行本は『旧版』が少年サンデーブックスより全1巻、『リメイク版』がヤングサンデーコミックス全20巻とビッグスピリッツコミックス全13巻が発売されている。また、設定資料やアニメの情報をまとめた『鉄腕バーディー ARCHIVE』(以下・『ARCHIVE』)が2008年に発売されており、こちらにはそれまで単行本未収録となっていた読切がスピンオフ作品を含め収録されている。メディアミックスも行なわれており、1996年(平成8年)にはOVA化(後述)・ドラマCD化(後述)されている。また、2008年(平成20年)には『鉄腕バーディー DECODE』(以下・『DECODE』)のタイトルでオリジナルストーリーでのテレビアニメ化がされている。1980年代の前半、「怪力美少女もの」にはまっていたゆうきがその中から発想した作品の一つで、同時期には「アッセンブル・インサート」の発想も得ている。女の子を主人公にした作品を描いたきっかけとしては、少年漫画の中で男の子にとって都合の良い"添え物"のように描かれている女の子にも主役だって張れるという事を見せたかった旨をゆうきが述べている。タイトルの「鉄腕」は『鉄腕アトム』に主人公の1人つとむをあわせた「鉄腕ツトム」という駄洒落から始まっており、さらにどのような漫画であるかが分かりやすいという事でつけられた。『週刊少年サンデー (WS) 』(小学館)系列では「♡LY BLOOD」に続く2作目の連載作品として、『週刊少年サンデー増刊号 (WS増刊)』誌上において、1985年(昭和60年)1月号から連載を開始(第一部)。しかし、『WS』本誌での『究極超人あ〜る』の連載開始により、同年7月号までで連載が中断される。『あ〜る』連載中にも番外編の読切を不定期に発表し続け、同作の連載終了後には『WS増刊』において1987年(昭和62年)12月号より連載が再開された(第二部)。しかし『WS』本誌での『機動警察パトレイバー』の連載開始のため翌1988年(昭和63年)2月号までで再度連載が中断され未完のままとなっていた。長らく単行本化はされずにいたが、1992年(平成4年)に『サンデー大増刊』として本編全話および発表済の番外編3編が収録された総集編が発行された。その後1996年(平成8年)のOVA化の際に、番外編を除いた本編全10話を収録した単行本が少年サンデーブックスレーベルより発行されている。連載版はつとむの高校受験前から物語が始まり、高校1年時の2学期直前までの半年強の時間が描かれている。『旧版』第一部と第二部の間の「あ〜る」連載中に3編、OVA化の際に記念として「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」連載中に1編の番外編が発表されている。上記『旧版』の単行本にこれらの番外編は収録されず、2008年(平成20年)のテレビアニメ化の際に発売された『ARCHIVE』で単行本初収録となった。ゆうきにとって『バーディー』が未完となっている事は懸案事項であったため、OVA化記念以外の3本はゆうきの「描かせてくれ」という願いから執筆されている。未完のままとなっていた旧版『鉄腕バーディー』をセルフリメイクした作品。旧版と同じ『鉄腕バーディー』のタイトルの元、『週刊ヤングサンデー (YS) 』誌上において連載されていたが(以下・『YS版』)、同誌の休刊に伴い『ビッグコミックスピリッツ (BS) 』に移籍し、『鉄腕バーディーEVOLUTION』と改題の上で連載を継続した。『YS版』6巻以降ではコンセプチュアルデザイン協力として佐山善則、『EVOLUTION』以降はアイデア協力として出渕裕・大野木寛・鹿野司の名前が記載されている。『旧版』の続編としての連載再開ではなくリメイク版として最初から描き直された理由としては、「月刊の続きを週刊でやるとリズムが変わること」「時代背景が変わったこと」が理由として挙げられている。「機動警察パトレイバー」の連載時には時代の変化もあり『バーディー』はもう描けないとゆうきは考えていたが、「じゃじゃ馬グルーミン★UP! 」の連載中にOVA化記念として描かれた読切「迷宮の王」に手応えを感じた事が後へと繋がって行った。リメイクとして新たに書き直す件については、『リメイク版』連載開始以前にも「連載当時と考え方が変化したので、再開するなら新たに書き起こす」旨の発言をゆうきはしており、『ゆうきまさみのはてしない物語』においても、OVAを受けて「これはもう、もう一度書き直す」という決意を示す文面が欄外に記されていた。そして直接的には「パンゲアの娘 KUNIE」の打ち切りによって仕事の無くなっていたゆうきに、『ヤングサンデー』に異動していた「じゃじゃ馬」時の担当が『バーディー』を名指しで連載を持ちかけた事がきっかけとなっている。『旧版』の設定・エピソードの多くを引き継いでいるが、作中背景の描写は基本的に発行年代における「現代」になっており、『旧版』連載時には普及前で登場していなかった携帯電話が、『リメイク版』では作中の標準的な小道具として、更には主人公バーディー / 千川つとむの基本装備として描写される。更にはインターネットが利用され、つとむの協力でバーディーの捜査でも情報収集手段として使われた話も描かれている。長らく主な活動の場として来た『週刊少年サンデー』を離れ、『YS』誌上において2003年4・5合併号より連載を開始。2008年(平成20年)35号での同誌の休刊に伴い、『ビッグコミックスピリッツ (BS) 』に移籍して同年41号から43号まで連載し、一旦区切りをつけた。ただし物語としては完結しておらず、『EVOLUTION』に続いている。単行本はヤングサンデーコミックスより全20巻が発行されている。つとむが高校受験を終えた時期から始まり、高校1年生の冬までのおよそ1年ほどが描かれている。鉄腕バーディー EVOLUTIONは、『BS』2008年46号から2012年34号にかけて、4週掲載1週休載のペースで連載された『YS版』の続編。単行本はビッグスピリッツコミックスより発行されている。舞台を『YS版』終了時のおよそ2年後に移しており、つとむが高校を卒業して大学浪人として予備校に通っている。『月刊!スピリッツ』2012年10月号に掲載された読切。『鉄腕バーディー EVOLUTION』の後日譚で、舞台は最終話の約8か月後。『EVOLUTION』最終巻に収録。なお、つとむは二浪が確定している。『リメイク版』のコミックスの巻末に収録されているオマケ漫画。元ネタはゆうきまさみのウェブページ「ゆうきまさみのにげちゃだめかな?」に掲載されたスケッチであり、「もしも漫画のキャラクターを俳優として扱ったらどうなるか? 」という思考実験に基づいている。このオマケ漫画では私生活ではものすごく地味なバーディーや監督であるゆうきまさみ達が特撮『鉄腕バーディー』の撮影スタジオを舞台にして本編の文字通りの舞台裏を描いている。ただし毎回この設定に基づいて描かれるわけではなく、単純なギャグ色の濃いオマケ漫画として描かれ、『究極超人あ〜る』など作者の過去作のネタが取り入れられる場合もある。『DECODE』の限定版DVDには本作と同じように作中のキャラクターとゆうきが掛け合う、ゆうき描き下ろしの1ページ漫画「鉄腕バーディーえんこーど」が付随している。2015年12月26日発売の月刊!スピリッツ2016年2月号に松浦だるまによるオマージュとして読み切り短編を掲載。EVOLUTIONの後日談で、宇宙人の存在が公になったことから有田家が出自を隠す必要がなくなり、町おこしに利用しようとするというストーリー。バーディーもゆるキャラ化されている。連邦捜査官バーディー・シフォン・アルティラは、テロリストであるクリステラ・レビを追って地球まで赴くが、捜査の途上で事件現場に紛れ込んだ地球人、千川つとむに誤って致命傷を与えてしまう。瀕死のつとむの体と精神を救う窮余の一策として、彼女は自らの体につとむの記憶と心を宿して姿を変え、“二心同体”となる。しかし、レビ一党により栽培されていた酔魂草を見てしまったつとむは、テロリスト達からつけ狙われることになる。何故彼らは、本来地球外の植物である酔魂草の培養を行っているのか?何故、地球を潜伏先に選んだのか?その最終的な目的はいったい何なのか?捜査が進むにつれ、事態は宇宙規模の政治・軍事的大事件へと発展しかねない様相を呈し始めた。本項では『リメイク版』の描写を基本としている。「二心同体」の言葉が象徴する通り、本作の主人公の二人は一つの体を共有している。正確にはバーディーの肉体につとむの人格および記憶を移植する形で二心同体を実現しており、事情を知る他の連邦捜査員からはしばしば「地球人を飼っている」という表現を使われている。この移植の影響により、バーディーは自然寿命の半分を失っており、また常に体へ負荷がかかった状態であるため、ただでさえ大喰らいである彼女の“燃費”が更に悪くなった。一方つとむは、眼鏡なしでは日常生活に支障を生じるほどの近視が治っていたり、虫歯の治療痕やお尻の傷跡など、遺伝情報にない後天的な身体的特徴がなくなっているなどの変化が生じた。肉体は基本的にバーディーの健康体であるため、病院にかかる必要はないが、つとむが学校生活を送る上で避けられない身体検査をどう回避しているのかは描写されていない。肉体を共有しているため、バーディーの負傷はつとむの負傷にもなる。逆の場合の描写は見られない。また、外見はつとむのままで、バーディーの意志で自由に動かす事もできる。その際には瞳孔がイクシオラ・アルテクス(イクス系アルタ人)の特徴である「猫のような縦長の瞳孔」になり、瞳の色も変化する。ただし、つとむの姿でバーディーの運動能力を発揮するには限界がある。感覚などは、視覚はバーディーと完全共有し、聴覚も共有しているが可聴能力に差があり(1巻)、バーディーの意志で声や味覚(15巻)を切り替えられる。痛覚は、バーディーからつとむへの伝達はされないらしいが、つとむからバーディーへの伝達については一応痛みがあるらしい(→OVA版第2話参照)。人格・記憶については互いに独立しており、片方だけが知っている知識については基本的に発話によるコミュニケーションを介してでしか伝達されない。表に出ていない方の人格から、表に出ている方の人格への意思の伝達は思考によって行われるが、その逆は口頭で行われる。思考による意思伝達を行うことは、人格融合の恐れがあるため禁止されている(1巻)そのため、妙な独り言を喋っていると、周囲からおかしな目で見られることがあり、バーディーと他の宇宙人との会話をつとむが理解できない場面がしばしばある。しかし物語が進むにつれて、次第に二人の精神から境界が失われていく。『EVOLUTION』の冒頭では、二人の人格の融合を防ぐため、バーディーの精神活動を2年ほど停止していたことが語られているが、結局それは応急的な措置でしかなかった。二人の人格融合は進み続けており、つとむが激情に任せてバーディーの力を引き出すという事態にも発展している。また、二人の共作であるという淫夢に悩まされる事も…。千年前に地球に漂着した有田惟家を祖とする一族。アルタ人難民ネットワークでは王党派と呼ばれるグループで、現在でも親戚衆として機能している。他のネットワークとはその成り立ちから折り合いが悪く、歴史的にも残された宇宙船の機能で大名の介入を阻止してきたなど、独立したグループに近い。登場人物の一部に、作者のゆうきまさみと縁の深い江古田駅(練馬区)周辺の地名が用いられている。ここでは特に、作品独自の設定である異星人たちの社会背景を中心に解説する。約1万年前、エル・カザンで奥の院によって最初のアルタ人が誕生。奥の院の後ろ盾により他種族を従え王国を築き、王家として君臨する。約1000年前(地球時間)、古エネマ人がアルタ王家より傀儡皇帝を擁立して「大アルタ帝国」を建国。アルタ王家の分割に伴うアルタ人同士の激しい内紛の末、旧アルタ王家を始めとするアルタ人難民は地球へ逃走潜伏、初代皇帝エタニアは後世に“暴虐王”の異名を残した。約700年前(地球時間)、帝国の支配に不満を持つ者たちが総力を結して帝国への反旗を翻し、“百年戦争”勃発。約600年前(地球時間)、帝国は滅亡。帝国支配下にあった国々が各々の独立を確認しあったうえで、15星系中の7つの星系が改めて「宇宙連邦」を結成し、残りの8星系は「アリュークによる恒星間神聖同盟」と「非同盟諸国」に分かれた。そして帝国本星であった惑星アルタはその後連邦の管理下に置かれ、支配民族だったアルタ人たちは被差別民族に転落した。なお、連邦人たちはいずれも非人間型種族(直立した犬や鳥や昆虫に近い姿)であり、その外見の異質さは、地球側が外見上は人間と同一な帝国残党に接近する一因となった。監督は川尻善昭、制作はマッドハウス。ゆうきの友人である出渕裕がスーパーバイザーとして参加している。1996年(平成8年)7月から1997年(平成9年)2月にかけてバンダイビジュアルより全4巻で発売。2001年(平成13年)には1本にまとめたDVDが発売されている。また1996年から1997年にかけてこのOVAを元としたフィルムコミックが、少年サンデーコミックスビジュアルセレクションより全2巻で発売されており、OVAの主題歌とミニドラマ(コメディ)を収録した「BIRDY THE INTRODUCTION」(ビクターエンタテインメント VICL-15053)もリリースされている。若手を育てるためにと漫画を原作としたアニメ作成を行なうというマッドハウスの企画において、監督を務める事となった川尻がいくつかの候補の中からバーディーを選択し作成が決定される。未完の原作をOVAでは4話で完結させるため、出渕に参加してもらう事となった。番外編「オールグリーン」以降、およそ10年描かれていなかった『バーディー』であるが、このOVAの作成をきっかけとして番外編「迷宮の王」が執筆され、未刊であった『旧版』の単行本が発行される事となった。『YS版』酔魂草編の原型となった作品で、『YS版』に登場する氷川は元々、このOVAのオリジナルキャラクターとして生まれている。OVA版4作と同時期に「ゆうきまさみ文化学院」のCD版として4作のドラマCDがリリースされ、そのうちの2作目を除いたものが『鉄腕バーディー』を原作としたものになっている(2作目は「♡LY BLOOD」)。原則としてOVAと同じ配役のため上記のOVAのキャストを参照。以下は、ドラマCDのみの配役。『鉄腕バーディー DECODE』のタイトルで、2008年7月より放送。本作をベースとしているものの、完全なオリジナルストーリーとなっている。原作とは異なるオリジナルストーリーとした事については、漫画に忠実にしようとすると漫画を一番わかっているゆうきの不満が出やすそうな事と、進行中のものに無理矢理最終回を作ると物語が破綻する事が理由として挙げられている。2009年1月からは第2期『鉄腕バーディー DECODE:02』が放送され、同年2月には第1期のノベライズ『鉄腕バーディーDECODE あの日の小夜香へ』がガガガ文庫より発売されている。『月刊サンデーGX』2001年(平成13年)1月号及び2月号に掲載された『鉄腕バーディー』からのスピンオフ作品。『鉄腕バーディー ARCHIVE』に収録されている。近辺で行方不明者が続出している、全寮制の高校を舞台とした作品。出渕裕との雑談の中で昔から出て来ていた「スケルツォとメギウスが地球にやってくる話」を作品としたもので、バーディーは登場しないながら前述の2名が作中に登場している。スピンオフ作品であり、『旧版』・『リメイク版』両本編と直接的な繋がりはないが、『YS版』の中において本編の事件がニュースとして放映されている。特記のない限り発行は小学館、著者はゆうきまさみ。旧版の単行本は第1巻として発行されたが、その後リメイクが始まり、2巻以降の続巻は出ていない。本編はこの1巻に全編収録されており、未収録となっていた読切については後に『ARCHIVE』に収録された。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。