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飛騨山脈

飛騨山脈(ひださんみゃく)は、富山県、岐阜県、長野県に跨って連なる山脈である。一部新潟県の部分もある。通称は北アルプスで、木曽山脈(中央アルプス)、赤石山脈(南アルプス)を合わせ日本アルプスと呼ばれる。なお、日本アルプスという呼び名は、イギリス人鉱山技師ウィリアム・ゴーランド(ガウランド)による命名である。山脈の主要部分は、中部山岳国立公園に指定されている。山脈の最高峰は、標高3,190mの奥穂高岳で、富士山と北岳に次いで日本で3番目に高い山である。飛騨山脈は、地殻へのマグマの貫入による隆起とマグマの熱によって地殻の厚み減少が起こり、そこに応力が集中し挫屈し隆起した。活動の初期では圧縮圧力が少なくその後、東西から大きな圧力を受け、褶曲により盛り上がってできた山脈である。位置的には、フォッサマグナ西端の外側で、造山運動前にあった岩石は西南日本を形成する古い地層である。山脈が出来たのは、第三紀で、活動期は2つに分けられる。最初の隆起活動は250万年前から150万年前に活発で、次の活動期は80万年前以降である。250万年前から現在までのマグマ総噴出量は、1000km 以上。250万年前から150万年前の活動では、成層火山の玄武岩質単成火山群による大規模火砕流堆積物により、約900km 。150万年前から80万年前の火成活動の低調な時期には、岩脈・花崗岩類の貫入があった。80万年前から現在までに、成層火山の中規模火砕流堆積物により約240km。また、飛騨山脈には火山が多く、かつては乗鞍火山帯に区分された。対して、木曽山脈・赤石山脈には火山はひとつもない。飛騨山脈は、太平洋プレートが北アメリカプレートの下、さらにその先のユーラシアプレートの下に潜り込むことにより、その力で形成されたものである。その形状は巨大なY字型である。Yの字の中心を流れるのは、日本のV字谷中でもその急峻さと、巨大なアーチ式ダムである黒部ダムで著名な黒部峡谷である。その西側は剱岳・立山などの立山連峰、東側が白馬岳・鹿島槍ヶ岳などの後立山連峰である。後立山連峰の東側に糸魚川静岡構造線が通る。この二つの峰は、南側、すなわち黒部川の源頭部で一体となるが、その接点に位置するのが三俣蓮華岳である。さらに、稜線は東南方へと延び、西鎌尾根を経て槍穂高連峰へと連なっている。穂高岳からは、西穂高岳の稜線を経て、焼岳、さらに最南端に位置する乗鞍岳へと続く。一方、北方の稜線は、その東側において、白馬岳から朝日岳を経て、最後は交通の難所として知られる親不知から日本海へと落ち込んでいる。主稜線の東側には、常念山脈と呼ばれる前衛の山々が連なり、唐沢岳、餓鬼岳から始まり燕岳、大天井岳、常念岳と続き、霞沢岳と続いている。安曇野を含む松本盆地をはじめ、長野県の平地部分から見える多くの峰々はこの常念山脈の山々である。燕岳から大天井岳を経て槍ヶ岳に至るコースは表銀座縦走コースと呼ばれている。一方、烏帽子岳から鷲羽岳、双六岳を経て槍ヶ岳に至るコースは裏銀座縦走コースと呼ばれている。主稜線の樅沢岳から南西方向に分かれ、槍穂高連峰と蒲田川を隔てて笠ヶ岳、錫杖岳が対峙(たいじ)している。最終氷期には飛騨山脈の各地に氷河が発達し、槍ヶ岳の槍沢、穂高岳の涸沢に見られるような圏谷群を作り出した。現在では氷河の規模は大きく縮小し、立山連峰の立山および剱岳に、全長1km内外の非常に小規模な雪崩涵養型の谷氷河がわずかに残るのみとなっている。飛騨山脈は、赤石山脈に比べて浸食が進んでおり、急峻(きゅうしゅん)な山容の山が多い。そのことは、逆に言うと岩盤が露出して土壌の発達が悪く、植物相が貧弱であるということも意味する。ただし、白馬岳周辺・三俣蓮華岳・双六岳・蝶ヶ岳など比較的なだらかな山容の山では、非常に規模の大きな高山植物の花畑が見られる。特に、積雪量の違いから、赤石山脈には乏しい湿性の花畑が飛騨山脈では豊富である。南部と北部では積雪量に相当の差があり、比較的雪の少ない南部では亜高山帯針葉樹林がよく発達しているが、日本海に近い北部の白馬岳付近は大量の降雪のため、亜高山帯針葉樹林は貧弱である。代わりに、低木化したミズナラ(ミヤマナラ)やダケカンバなどの偽高山帯と呼ばれる植生が見られる。森林限界は、南部では2,400-2,500m程度だが、北部では積雪のため森林限界が大幅に下がっている地域もある。その森林限界では、ハイマツが見られる。
乗鞍岳から南への延長線上にある御嶽山までを含める説もあるが、一般には御嶽山は含めない。国土地理院の日本の主な山岳標高の一覧では、鎌ヶ峰までが「飛騨山脈南部」とされ、御嶽山は「御嶽山とその周辺」と記されている。(御嶽山系)

出典:wikipedia

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