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天才バカボン

『天才バカボン』(てんさいバカボン)は、赤塚不二夫とフジオ・プロのギャグ漫画である。赤塚の代表作であり、これまで4回にわたってテレビアニメ化され、劇場用アニメやテレビドラマも制作されている。初出は1967年4月9日発行の『週刊少年マガジン』。『週刊少年サンデー』『週刊ぼくらマガジン』と連載雑誌の断続的な切り替えなどを行い『月刊少年マガジン』1978年12月号で一応の完結を見るが、その後も現在に至るまで単なるギャグ漫画の枠を越え、単行本、テレビ、CMなど各種メディアに取り上げられている。また作品自体も、何度かにわたり『コミックボンボン』などで再執筆され、『ボンボン』では2006年12月号まで傑作選が掲載されていた。傑作選は当時の再録だが、時代にそぐわないセリフや過激な下ネタなどは差し替えられていた。2007年10月17日、連載開始40周年を記念して、連載を取り合ったライバル出版社の講談社と小学館が協力し、ベスト集『天才バカボン THE BEST』2冊を発売。内容は異なるが、題名や表紙のデザインを統一するという異例の企画であった。2冊ともにB6判、352ページとなっている。講談社版には、1988年から1992年にかけて『月刊少年マガジン』『ヒーローマガジン』『デラックスボンボン』の各誌上で発表された単行本未収録作品も多く含み、小学館版には『サンデー』掲載分をすべて収録している。タイトルおよび作中のキャラクター名である「バカボン」の語源は、現在公式には梵語の「薄伽梵」(ばぎゃぼん。仏、仙人や貴人の称号)に由来するとされている。これは『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』でも紹介された。また、バカボンのパパの常套句「これでいいのだ」も「覚りの境地」の言葉であるようで、レレレのおじさんも、お釈迦様のお弟子の一人で「掃除」で悟りをひらいたチューラパンタカ(周利槃特=しゅりはんどく)をモデルにしているという。ただ、赤塚自身は生前に雑誌などのコメントで異説(馬鹿なボンボン、バガボンド=放浪者、天才=ハジメちゃんとバカ=バカボンのパパとボンボン息子=バカボンの3人合わせて「天才バカボン」とした説、など)も唱えていたことがあり、『TENSAI VAGABOND』(週刊少年マガジン1974年11月17日号)という「バカボン」と「バガボンド」を掛けた題の短編も存在するため、「薄伽梵」という由来は後付であると思われる。また1967年4月9日の週刊少年マガジンでの連載第1回では、扉絵の部分に、「バカボンとは、バカなボンボンのことだよ。天才バカボンとは、天才的にバカなボンボンのことだよ」という説明文が記されていた。なおタイトルに「バカボン」とあるものの、当作品において主に活躍するのはその名を冠したキャラクター・バカボンではなく父親の「バカボンのパパ」である。実際にバカボンが登場しない話が数話ある。最初期にはママの難産ネタを中心に、頭が足りないが純粋なバカボンとパパが騙されたり周囲を振り回すのを描くホームコメディだったが、バカボンとバカボンのパパが話の中心となるナンセンスギャグに移行。中期よりパパの母校であるバカ田大学の後輩などが登場し、パパを中心としたスラップスティック・ギャグ作品となっていく。掲載誌が『マガジン』に復帰してからは次第に、シュールなギャグや「突如一コマだけ劇画タッチになる」、「楽屋オチの頻発」、「意図的な手抜き」などといった実験的手法が増え、純粋なナンセンスギャグだったこの作品に変化が生じてくる。作風もギャグとは言い難いグロテスク、皮肉、ブラックユーモアが多くなっていった。後期になると「おまわりさん」・「ある家族の話」・「漫画家と編集者」などといった、パパさえ登場しない作品が登場する様になる。刑事用語の解説が出てきたり、わざと絵を下手にして自らのアシスタントが不在という設定で描いていたり、「赤塚不二夫」から「山田一郎」に改名したりするなど、本作とは全く関係ない話も多くなる。こうして、中期までと後期とでは作風がかなり異なってきている。なお、アニメ第2作『元祖天才バカボン』の放送開始に際し、一度終了していた『マガジン』の連載が一時的に復活していたが、そこでは毎週5ページの限られたスペースでコンパクトにまとまったマンガ版ショートショートが展開されていた。1969年、それまで『週刊少年マガジン』に掲載されていたのが、『週刊少年サンデー』に掲載誌が変更になった。『サンデー』に移った本作は、同時掲載の『もーれつア太郎』にニャロメが登場して人気が高まったこともあり、次第に精彩を欠くようになっていった。結局『サンデー』掲載の本作は半年余りで打ち切られた。『サンデー』掲載時の作品は講談社コミックス版の単行本には未収録であるが、上述の『天才バカボンTHE BEST 小学館版』のほか、竹書房発行の文庫版、また現在絶版だが曙出版発行の単行本でも読むことができる。この時期の作品はページごとのコマの四隅の角が丸くなっている。その後、1971年に初めてテレビアニメ化が決定したことを理由に『週刊ぼくらマガジン』で連載を再開。1か月後、同誌の休刊で『マガジン』本誌に返り咲き、以降1976年まで連載された。『バカボン』の派生作品としては、1969年から1971年まで漫画サンデーに掲載された『天才バカボンのおやじ』(連載途中から古谷三敏が作画を担当)、1972年に赤塚が自主出版した漫画雑誌・まんがNo.1に掲載された『天才バカボンのパパ』がある。なお『天才バカボンのおやじ』はダークな展開や下ネタを多用するなど成人向けに描かれた作品ではあるが、そのいくつかのエピソードは『元祖天才バカボン』でアニメ化されている。このほか、長谷邦夫が作画を手掛け、河口仁が手助けした『テレビマガジン』掲載版がある。2010年2月には、天才バカボンからの名シーンや名言を集めた「天才バカボン幸福論。夜のつぎは朝なのだ。」(主婦の友社)が刊行されている。本作品は何度か雑誌の移籍がされているので最終回は何作品か存在する。最後に書かれた最終回はデラックスボンボン1992年12月号で、現在ではウェブサイト『eBookJapan』で販売されている電子書籍版『天才バカボン』38巻に収録されている。だが1988年の月刊少年マガジン掲載版(1988年1月号〜1989年2月号に連載)の最終回は2014年現在まで単行本・電子書籍共に未収録となっている。その内容は赤塚不二夫とフジオプロのアシスタントが最終回の内容を考えるというものだったが、「パパとママが離婚」、「バカボンがハジメちゃんを包丁で刺し殺す」、「パパと本官さんがピストルで撃ち合い両者血まみれ」などの描写が描かれ、そしてアシスタントの暴走により本編とまったく関係ない漫画が6ページも掲載されるなど、投げやりかつシュールな内容となっている。ラストはパパが「読者の諸君また二度とおあいしないのだ」と一言。話はシュールに徹し締め括られる。作者公認サイトの質問コーナーで『月刊少年マガジン』版最終回について質問された際に、フジオプロは「『毎回が最終回』のつもりで全力投球で描いていました。」、パパ本人は「最終回が何度もあったので、わしも分からないのだ。」という曖昧な回答がされている。『eBookJapan』版質問ページでは「月刊少年マガジン1988年版の天才バカボンは余りにも過激な内容を含むため、これまで公式に未単行本化の状態で、ebook版にも未収録です。」と回答している。→(天才バカボンのエピソード一覧も参照)声はアニメ版、演は実写ドラマ版のもの。バカボン一家の居住地の設定は、赤塚不二夫自身の事務所「フジオ・プロ」がある東京都新宿区中落合。原作ではこのことに幾度も触れており、実際に中落合界隈に存在する店舗名もしばしば登場するが、アニメでは触れられていない。アニメ(第1作)では第1話で都内に転入しており、引っ越しのトラックが神奈川県側から東京都に入る場面があるが前の居住地は語られない。バカボン宅の表札は原作の大部分、およびアニメの第1作第1話などでは「バカボン」、原作の児童誌発表分などと、アニメの大部分では「バカボンのパパ」である。アニメで登場するバカボン宅の電話機は第3作までは黒電話だったが、第4作ではコードレス留守番電話に進化している。電話番号は、(880)6974 「パパワ ロクデナシ」である。このほか、赤塚作品以外からのゲスト出演もいくつかある。『ぼくらマガジン』連載時には『ダメおやじ』のダメおやじこと雨野ダメ助、『コミックボンボン』連載時には『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』からRX-78NT1 アレックスが登場した。また、月刊少年マガジンでは『ヤンキー烈風隊』から岩倉猛が3回ほど(そのうちの1回はパパが『烈風隊』の読みすぎで変貌したもの)、『いけない!ルナ先生』からはルナ先生とわたるが登場したこともあった。バカボンのパパの母校。早稲田大学のパロディである。略称はバカ大だが、アニメ第3作以降では使用されていない。創立者は脳加良吉(のうが よいきち)である。また、通常の大学とは組織体系が異なるようで、学長ではなく校長と教頭がいる。人間だけでなく、アホウドリも学生として在籍しているらしい。一度倒産したことがあるが、すぐに再建された。アメリカに姉妹校のアッホー大学、バーカード大学がある。所在地は「都の西北早稲田の隣り」であり、校歌内でもそのように歌われている(これも早稲田大学の校歌「都の西北」の歌詞のパロディである)。作中で大学時代の友人がバカボンのパパを訪ねて来るとこの校歌が歌われる。校歌のメロディーは早稲田大学の物と同じだが、アニメ第1作で歌われた場面では全く別のメロディーであった。本物の早稲田大学にさえ存在しない医学部があり、それゆえ附属病院もある。『ブラック・ジャック』の「アヴィナの島」に、バカ田大学で医学を学んだという医者が登場し、医師免許も登場するが、その免許証にはさかさまになったバカボンのパパの顔写真がある。作中で判明している学部・学科には、医学部、工学部、考古学部、社会学部、生物学科、スケベ学科がある。また、学生は何らかの「研究部」(アニメ第3作では「研究会」と称している)に所属しており、バカボンのパパを訪ねて来ると、必ず「バカ田大学●●研究部(研究会)の○×です」とあいさつをする。赤塚のアシスタントを長年勤めていた長谷邦夫によれば、連載当初早稲田大学の学生だった角南攻がよくフジオプロに遊びに来ていて、そのとき「我々は早稲田大学の××研究会の者です」と自己紹介したのが受け、「バカ大の○○研究会の者です」と作品に採り入れたとのことである。作中に登場した部活動・サークル(研究会)には、演劇部、タバコ研究部、空手部、高木部、カレー研究会、戦争ごっこ研究会、かくれんぼう研究会、太平洋横断研究会などがある。ライバル校はテイノウ義塾大学(実際の早稲田大学のライバル校とされる慶應義塾大学のパロディ)。留学生としてイワンのバカ(イワンのばかのパロディ)が在籍している。バカボンのパパがそのテイノウ義塾大学の学生と言い争っていた場面で、テイノウ学生が「卒業して就職した者はいない」と言うと、パパは「バカ大をまともに出た者はいないのだ」と言い返したが、その真相は不明。謎本ブームの最中の1993年にフジオ・プロの協力で書かれた「天才バカボンの大神秘」(KKベストセラーズ、ISBN 4584181543)では、これをおそらく留年しないで卒業した者がいないという意味だと推定している。なお、バカボンのママの出身校・黒百合女子大学は白百合女子大学のパロディである。また、『天才バカボン』傍流作品として、次のようなタイトルがある。1969年の講談社コミックスを皮切に、複数の出版社より多数のシリーズが刊行されている。以下のアニメ作品が製作されている。『天才バカボン〜家族の絆』(てんさいバカボン かぞくのきずな)のタイトルで、2016年3月11日に日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』枠にて実写ドラマが放送された。タモリが本作の主題歌(アイドル・フォー歌唱によるアニメ第1シリーズと同じ曲)を歌った。ハジメ役の早坂ひららの演技は長台詞にタレントのダレノガレ明美がTwitterで驚くなどの反響を呼び、平均視聴率はビデオリサーチ社調べで12.2パーセントを記録した。ストーリーは、登場人物が各エピソードで微妙につながる、全4話のオムニバス構成になっている。2016年3月5日放送の『世界一受けたい授業』(パパ役の上田が「教頭」としてレギュラー出演)には、本作の宣伝を兼ねて赤塚不二夫の娘・赤塚りえ子が「特別教師」として出演し、父の人生やエピソードを紹介したほか、バカボン役のオカリナやハジメ役の早坂ひらら、おしどり夫婦の夫役の船越英一郎も、同番組の「生徒」として出演した。『元祖』終了後、1981年10月3日にフジテレビ系列で放送された単発アニメ『ぼくらマンガ家 トキワ荘物語』では、パパ・バカボン・本官さん・ウナギイヌが他の赤塚キャラクターと一緒に端役出演している。また、1982年にTBS系列で放送された『日立テレビシティ・ニャロメのおもしろ数学教室』が3週連続で放映され、司会の石坂浩二やシュガーとともに赤塚漫画のキャラクターが合成出演。オリジナル声優のパパとバカボンも登場し、雨森雅司の声によるバカボンパパが登場する番組はこれが最後となった。3週目の放送ではアニメキャラクター化された数学者が行進する「世界の天才数学者紹介コーナー」にて、赤塚がバカボンパパの扮装で出演。このとき赤塚は「ギャグの天才、赤塚不二夫!」と叫びながらの登場だった。2006年8月19日から2007年2月24日まで放送されたTBSの健康番組『人間!これでいいのだ』では、番組の案内役としてバカボンのパパが出演しており、番組タイトルもパパのキメゼリフが使用されていた。パパの声は富田耕生が担当した。2015年10月、ナショナルジオグラフィックチャンネルの番組『ナショナル ジオグラフィック チャンネル×赤塚不二夫 生誕80周年記念「バカと科学でバ科学なのだ!!(原題:Science Of Stupid2 Special)」』において、バカボンのパパとニャロメが解説役として起用されている。CMキャラクターとしても多くのCMに起用されている。1993年、ブルドックソースごま入りとんかつソースのTVCMにバカボンのママが登場。ナレーションは俵孝太郎。1998年、SOFT99フクピカのTVCMにバカボン一家と本官さんが登場。第1作目を意識した絵柄になっており(そのためか、著作権表記にスタジオぴえろはクレジットされていない)、この時のパパの声は雨森が演じるパパの音声を作品から抽出したものが使用された。その他のキャストは山本圭子(バカボン役)、貴家堂子(ハジメちゃん役)、肝付兼太(本官さん役)この他、淀川製鋼所(ヨド物置)、チョーヤ梅酒、NTT西日本(ISDN)、ロート製薬(レスパ)、アステル東京、ブックオフコーポレーションなどのCMで作中の登場キャラクターが起用されている。また、明治製菓の「チップチョップ」に、『おそ松くん』(六つ子とイヤミ)に引き続いて起用、内容はバカボンだけが出るバージョンと、バカボン・パパ・レレレのおじさんが出るバージョンも存在していた。2009年3月、DAIICHIのパチンコ機『CR天才バカボン〜41才の春だから〜』のTVCMでは、フライトアテンダント篇、旅篇(主演:朝丘雪路)、テニス篇(主演:プロテニスプレーヤー・愛甲霞)、ドラマ篇(主演:小沢真珠)と、ドラマ仕立てのCMが製作された。日清食品の「カップヌードルごはん」のCM(2013年)ではバカボン一家と本官さん、レレレのおじさん(後者2名は30秒版のみ)が登場。アニメーションはぴえろが製作、キャラクター造形は原作漫画の画調が忠実に再現され、声は『平成』の声優陣が担当している 。2015年10月には、「ナショナルジオグラフィックチャンネル」とコラボした番組『バカと科学でバ科学なのだ』を放送。なお、番宣スポットに、バカボンのパパとニャロメが出演している。同年、健康保険組合連合会の「あしたの健保プロジェクト」の広報キャラクターとして、バカボン一家が起用され、TVCMも放送。なお、本作のアニメキャラクターの出演はないが、日本テレビ製作の歌謡番組「歌う王冠」は、1969年4月に赤塚が司会に加入した際に「歌う王冠 チータとバカボン」と改題されている。

出典:wikipedia

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