磐越東線(ばんえつとうせん)は福島県いわき市のいわき駅から郡山市の郡山駅までを結ぶ、東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(地方交通線)である。「ゆうゆうあぶくまライン」の愛称が付けられている。いわき駅構内を含む常磐線との併走区間が水戸支社、赤井駅 - 郡山駅間が仙台支社の管轄であり、いわき駅と赤井駅の間(いわき駅起点1.0 km地点)に支社境がある。船引駅 - 郡山駅間はIC乗車カード「Suica」の仙台エリアに含まれている。各年度の平均通過人員(人/日)は以下の通り1982年11月14日までは急行「いわき」(最盛期2往復、グリーン車を連結)という優等列車が当線経由で常磐線水戸駅 - 東北本線仙台駅間に設定されていた。また、2009年のダイヤ改正までは、年末年始・ゴールデンウィーク・お盆期間中や三連休の日を中心に快速「あぶくま」が2両編成で1往復設定されていたが、現在では全列車が2 - 4両編成の普通列車で運行されている。1995年に磐越自動車道が沿線に並行するように開通し、高速バスが営業を始めたこともあり、長距離客はほとんどいない状況である。このため、小川郷駅 - 小野新町駅間の峠を越えて全線を通しで運転する列車は少なく、小野新町駅 - 郡山駅間、いわき駅 - 小川郷駅間の区間列車が多い。2両編成の一部列車でワンマン運転が行われている。小野新町駅 - 郡山駅間は30分から2時間に1本程度の運行があるが、いわき駅 - 小野新町駅間は4 - 5時間ほど運行されない時間帯がある。ローカル線ではあるが比較的線形はよく、普通列車の表定速度は幹線と同等である。2001年より、三春町の滝桜への観桜客輸送のため、4月の週末に三春駅 - 郡山駅間で臨時列車「三春滝桜号」(各駅停車)が運行されている。1970年代から1980年代頃には東北本線経由で上野駅直通の臨時列車が運転されていた。阿武隈高地を越えて、浜通り(福島県太平洋沿岸)の平と中通り(同県中部東北本線沿い)の郡山を結ぶ平郡線として計画され、平側の平郡東線(へいぐんとうせん)、郡山側の平郡西線(へいぐんさいせん)が1914年から翌年にかけて開業。1917年の全通と同時に磐越東線と改称した。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。