新八医大の一つ。また、国立大学で最初に医学部の医局制度廃止を打ち出した大学でもあるが、道半ばとなっている。弘前高等学校・青森師範学校・青森青年師範学校・青森医学専門学校・弘前医科大学を母体として文理学部・教育学部・医学部からなる大学として1949年に開学した。その後、学部や組織の設置、整備等を経て、2015年4月時点では5学部、7大学院研究科、4研究所、11学内共同教育研究施設等を備える総合大学として運営されている。学生数は6,991人(学部生6,159人,大学院生832人,2015年5月1日現在)。キャンパスは人文学部・教育学部・理工学部・農学生命科学部が集まる文京キャンパス(文京地区)と医学系学部が集まる本町キャンパス(本町地区)が設置されている。また、学園町には教育学部付属幼稚園・小学校・中学校、富野町には特別支援学校が位置している。略称としては前述のとおり「弘大」(ひろだい)が用いられることが多く、前大と略されることはない。ただし、「ひろだい」の呼称が通用するのは東日本に限られることが多く、西日本では広島大学を指す場合が多い(詳しくは大学の略称を参照のこと)。「弘前大学は,教育基本法の精神にのっとり,広く知識を授け,深く専門の学芸を教授研究し,知的,道徳的及び応用的能力を展開させ,人類文化に貢献しうる教養識見を備えた人格者の育成をもって目的とする。」弘前大学は、国内外の各領域でのリーダーとなり得る高度専門職業人の育成に努める。特に人間性及び社会性を身につけるための教養教育と、社会の変化に対応できる能力を身につけるための専門基礎とに重点を置いた教育を、コア・カリキュラムとして設定し実施する。この中で、文系・理系共に、地域の特性としてのエネルギー、環境及び食に関する教育を行う。世界の今日的課題であり、かつ地域の特性であるエネルギー、地球温暖化・環境及び食に関わる諸課題を中心とし、国際的レベルの研究、先見性ある基礎的研究及び地域の活性化を推進する研究を展開する。被ばく医療を含む地域医療、小・中・高生理科離れ対策事業、地域文化の継承・発展事業、及びコラボ弘大(産学官連携拠点)を中心とした社会連携事業を展開し、人口過疎化及び少子・高齢化が進み、かつ産業基盤の脆弱な地域の活性化に寄与する。地域の自治体や企業との協定と連携事業の推進、北東北国立3大学連携推進会議、コラボ産学官連携による大学間連携、地域の他の高等教育機関との連携、海外協定大学との国際交流等を通じて、学術交流、人材交流等を推進する。弘前大学の目標や機能を十分に実現・発揮するために、教職員・学生の意見の集約や学長のリーダーシップの発揮による運営の強化を図るとともに、教職員と学生の資質の向上や意欲の喚起を促し、その成果を不断に検証しつつ改革を進める。主たる母体である青森師範学校の起源は、1876年設立の青森県小学師範学校にさかのぼる。
出典:wikipedia
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