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松 (ワープロ)

松(まつ)とは、管理工学研究所が開発したMS-DOS時代の日本語ワードプロセッサ(パーソナルコンピュータのアプリケーションソフトウェア)。名前の由来は「松竹梅」の「松」より。パソコン普及初期にジャストシステムの一太郎と人気を二分し、一太郎のシェア拡大以後も動作が軽快なことから愛用する者も多くいた。パーソナルコンピュータのオペレーティングシステムの主力がMicrosoft Windowsに移行した後、ユーザは他のワープロソフトに移行した。「松」の変換機能を独立させた日本語入力フロントプロセッサ「松茸」とシェアウェアとして発表された松風についても記述する。なお、「『超』整理法 - 情報検索と発想の新システム」(野口悠紀雄 中央公論社 1993年 ISBN 4121011597)の中で「松」が大きく取り上げられていたが、これは文書の読込の際のファイラ画面に特徴があるためである。「松」ではファイル読込時のファイラ画面で「松」の文書ファイル(表題を付けずに保存したもの)やテキストファイルの冒頭を表示することができたが、「超」整理法ではこの点を評価したものである。この機能は「松風」(仮称)にも引き継がれた。「松」のかな漢字変換機能を独立させた日本語入力フロントプロセッサが「松茸」である。独立のきっかけは、管理工学研究所がLotus 1-2-3の日本語化を請け負う際、「松」のかな漢字変換をMS-DOSのデバイスドライバ化したため。デバイスドライバ化作業自体は1週間程度で完了したという。「松茸」は他の日本語入力システムと大きく違う点として文法解析などを最低限にし、構文解析の高度化よりも人的な判断に任せる方針で文法解析を一切せず名詞だけで変換する「複合語変換」を採用した(ただし、ビジネスで頻繁に使われる言葉を例外的に変換するようにした)。複雑な文法解析を止めた理由として、「文章はクセが出るので、よく使う単語は決まってくる。名詞だけの羅列として変換する方が、複雑な解析で変な文章に変換されてしまうよりは速く入力できる」ことから。この意図を理解したユーザの一部は、「"辞書を鍛える"」「"辞書を調教する"」ことがあった。なお競合他社のジャストシステムの「ATOK」などでは「スペースバー」は「変換」に割り当てられ、これが一般的になったが、「松茸」は「文節を切る」意図を示す「空白」が割り当てられており「XFER(変換)」キーで変換する(松茸V2のEMS対応バージョン以降はスペースバーで変換することも可能になっている)。「松茸」は「松」のみならず同社の「桐」にも付属したため「松」の開発終了後も使用され、Windows対応版も開発、Windows 98/NT4.0まで対応した版が出された。このバージョンは、2013年発売の「桐9s 2014」までバンドルされていたが、2014年発売の「桐10」からは削除されている。松という名はいわゆる松竹梅の上のものと言うことから。なお、「松」の前身の「日本語ワードプロセッサ」のコードネームは「竹」だった。「松」発売以降、管理工学研究所のソフトはこれと花札がらみの名を持つことが多かった。例えば「新松」以降、「鶴」というペイント系のグラフィック作成ソフトが付属しているが、この名は花札の絵柄にもある「松に鶴」の意匠に基づく。また、同社のもう一つのヒット作である桐は松桐坊主からの名である。「松」の日本語変換部分は「松茸」で、これは松の根元に出てくることからの命名である。

出典:wikipedia

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