亀嵩駅（かめだけえき）は、島根県仁多郡奥出雲町郡村にある、西日本旅客鉄道（JR西日本）木次線の駅。愛称は「少彦名命」（すくなひこなのみこと）。松本清張原作の映画『砂の器』で一躍有名になり、この駅付近の温泉には多くの観光客が訪れる。地上駅。かつては相対式2面2線だったが、2番のりばの線路が撤去されて停留所構造となり、現在は駅舎側1番のりばのみの片側1面1線（備後落合方面に向かって左側）で運用されている。駅舎には扇屋という蕎麦屋が入っており、乗車券の販売が同店の店主に委託された簡易委託駅（木次鉄道部管理）である。POS端末等の設置はなく、常備券のみを発券する。名物の奥出雲そばは、前もって電話で予約すれば、列車到着に合わせてホームで受け取ることも可能。亀嵩地区の主要施設・集落は駅から2kmほど安来側（東側）にある。1日平均の乗車人員は39人である（2013年度）。2004年度は44人、1994年度は84人、1984年度は74人だった。近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。

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