備後落合駅(びんごおちあいえき)は、広島県庄原市西城町八鳥にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である。当駅の所属線である芸備線と、当駅を終点とする木次線が接続する山間の小駅である。かつては急行「ちどり」などの優等列車の機関車付け替え・分割併合・スイッチバックなど、運転上重要なターミナル駅であったことから多くの職員がいたが、現在は優等列車廃止とCTC化に伴い、新見駅管理の無人駅となっていて自動券売機もないため、運賃は原則として降車時に精算する。駅構内にはかつて車庫・転車台・給水塔・貯炭場があった。2008年(平成20年)現在は車庫は撤去済み、その他の施設は貯炭場・転車台・小さな池跡が残っており、周辺にあった鉄道官舎も撤去されている。JR西日本の岡山支社・米子支社・広島支社の境界であるため、トロッコ列車の「奥出雲おろち号」を含め全ての列車が当駅で折り返す。ただし、三次方面からの列車は夜間滞泊を行うため、駅舎の一部が乗務員宿泊施設となっている。利用客は列車同士の接続時に、わずかにみられる状態である。木次線と芸備線の乗り継ぎ駅であるものの、接続が考慮されている列車は、わずかである。また、定期列車は三次方面1日5本、木次・新見方面はそれぞれ3本であり、木次方面に至っては第2木曜日には3往復のうち9時台の1本は出雲横田行き、14時台の1本は運休するため実質17時台の1本のみであるが、バスによる代行輸送が実施される。当駅を含めた前後の区間は豪雨(三次方面に多い)、豪雪(木次・新見方面に多く、一度深い積雪になると春まで除雪されないため、バス代行となることが多い。)による災害が発生すれば、状況により不通となる。単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。駅舎は木次線が使う単式ホーム側に設けられており、芸備線が使う島式ホームへは構内踏切で連絡している。開業当時は跨線橋があったが、戦時中に撤去された。便所は、男女共用の汲み取り式であったが、現在は、水洗式になっている。のりばは駅舎側から以下の通り。駅前と国道を結ぶ広島県道234号備後落合停車場線の坂道沿いには、営業しているのかどうか分からない美容室・新聞販売店・タクシー営業所(自動販売機は稼動)があり、坂道の下には往時は乗り換え客で賑わったという旅館があった。旅館は宿泊営業をやめ、現在はタバコなどを取り扱う商店として営業を続けている。橋を渡ると国道で、そこには商店・自動販売機と簡易郵便局がある。国道を西城方面へしばらく行くと、「ドライブインおちあい」があり、冬場には備後落合駅名物だったおでんうどんが販売される。一日平均の乗車人員は以下の通り。
出典:wikipedia
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