長津田駅(ながつたえき)は、神奈川県横浜市緑区長津田四丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)・東京急行電鉄(東急)の駅である。当駅の由来となる地名には複数の読み方があるが、駅名の読みは横浜市が規定している地名の読みと同じである。JR東日本の横浜線と、東急の田園都市線・こどもの国線の2社3路線が乗り入れている。このうち当駅を起点とするこどもの国線は、横浜高速鉄道が第三種鉄道事業者として施設を保有している。なおJR貨物は、横浜線の当駅から八王子方のみ第二種鉄道事業者として貨物列車を運行する。東急には本駅の駅番号として田園都市線に「DT22」、こどもの国線に「KD01」が付与されている。JR東日本の駅は、特定都区市内制度における「横浜市内」の駅であり、横浜線においては当駅がその西限となる。のりばの番号は通しで振られている。JR東日本と東急は別改札である。さらに東急は田園都市線とこどもの国線も別改札で、田園都市線のみ改札口があり、こどもの国線のりばには改札口がない。島式ホーム1面2線を有する地上駅。改札口は東急とは別に1か所ある。階段は2か所あり、エスカレーターは東神奈川方の階段に付随する形で設置されている。改札階と南口の間は階段のみであったが、ホームは中ほど、改札階は改札のすぐ近くにエレベーターが設置されている。待合室はホームの八王子寄りに、トイレはホーム東神奈川寄りの先端に設置されている。直営駅(駅長配置)であり、管理駅として鴨居駅・中山駅・十日市場駅を管理している。みどりの窓口が設置されている。窓口は2か所あったが、2004年頃の指定席券売機(2機)導入に伴い片方は閉鎖された。(出典:JR東日本:駅構内図)東急田園都市線ホームとの間にホームのない線路(着発線)が1本あり、総合車両製作所などで落成した新製車両の搬入に使用される。この着発線からさらに東急側の中央林間方まで授受線が延びており、車両を搬入する際にはJR貨物がここまでを担当する。なお、授受線より先は東急の管轄内となる。また、着発線 - 授受線は非電化であるため、DE10形ディーゼル機関車が入れ換えを行う。この入れ換えのため横浜線本線での牽引も行う。なお、東急管轄内は電化区間であり、「TOQ i」やY000系電車を用いて当駅隣接の長津田検車区まで車両を搬入する。同様の線路が以前もう1本あったが、横浜線ホームの拡張に1本分を活用したため、撤去された。2012年4月、南口の階段付近にエレベーターが設置された。島式ホーム2面4線を有する地上駅。改札口はJR東日本とは別に2か所あり、うち1か所はこどもの国線への連絡改札口である。階段は各ホーム2か所ある。以前は階段のみであったが、エレベーター・エスカレーター設置にあたってJR寄りの改札から見て奥の方にエレベーター・エスカレーターへの通路が新設された。改札階と北口の間はこれまで、階段と時間帯により運転方向の変わるエスカレーターのみであったが、北口の再開発工事で長津田駅北口歩道橋(2014年8月28日使用開始)が設置されるのにあわせて、北口が新たに作り直され、2015年に両方向のエスカレーターが設置された。多機能トイレが2階改札外側にある。2005年(平成17年)から2006年(平成18年)にかけて改札外コンコース内の店舗が再整理され、書店の「有隣堂」、QBハウス、toksなどが入居している。同年8月31日には、グループ会社の東急ステーションリテールサービスがフランチャイジーとして営業するローソン系のコンビニエンスストア「LAWSON + toks」が開業し、同日に洋菓子、寿司、惣菜などの飲食物販売店も一斉に営業を開始した。2012年からは新たにマツモトキヨシが入店、また2013年にはジューサーバーも入店している。中央林間駅方に長津田検車区があり、当駅を始発・終着とする列車が多数設定されている。朝ラッシュのピーク時には当駅始発の準急列車が約4分おきに運行されている。駅長所在駅。長津田管内として田園都市線当駅 - 中央林間駅間およびこどもの国線全線を管理している。但し、つくし野駅 - つきみ野駅間は子会社の東急レールウェイサービスが管理しているため、田園都市線の実際の管理は当駅と中央林間駅の2駅のみである。当駅には長津田電車区や長津田車掌区があり、運転士や車掌が交代する場合もある。大井町線延伸当初は、平日は大井町線の電車は走っていなかったが、急行車両の車庫が当駅にも振り分けられたため、急行のみ延伸することになった。そのため、現在は平日は夜間に下り4本、土曜・休日は上りが朝9時台2本と下りが夜19時台・20時台に1本ずつ当駅発着の電車がある(平日上りは鷺沼まで回送、土曜・休日上りは中央林間始発)。3番線は渋谷側・中央林間側ともに分岐器の直進側にあり、5番線は中央林間側から直進した位置に存在する。当駅は田園都市線の緩急接続駅である。下り3番線は急行・準急、4番線は各停と長津田検車区への入庫列車が使用する。上りは5番線を主に急行・準急、6番線を各停が使用する。単式ホーム1面1線を持つ地上駅。ホームと改札外通路および駅出口の間は改札がなく直接つながっており、駅外から改札を通らずに列車に乗車することが可能である。なお、乗車券類を所持しないで乗車した場合は、線内の着駅で精算することになる。線路は田園都市線の上り線の渋谷方面とつながっている。同線の渡り線を経由して、渋谷方面からの下り線からこどもの国線のホームに直接到着できるようになっており、東急の車両が恩田駅に隣接する長津田車両工場へ移動する際に使用されている。この線路を経由して田園都市線とこどもの国線を直通する臨時電車が運転されることもある。JR・東急田園都市線の改札階(こどもの国線の自動券売機のある階)とホームを結ぶ階段とエレベーターが存在する。この2か所はJR・東急田園都市線の改札階と西口も結んでおり、当駅で唯一改札外に存在するものである。以前は東急線改札内にこどもの国線ホームがあったが、2000年(平成12年)3月29日のこどもの国線の通勤線化に伴い、こどもの国線と東急田園都市線のホームの間の通路に改札が設けられて改札外となった。代わりにホームと改札外通路・出口(西口)が連結された。なお、この頃東急に自動券売機と改札口が新設されたほか、既存の東急改札内のトイレが改札外となった。こどもの国線ホームが東急改札内にあった頃は改札からこどもの国線ホームに移動するためには、一度田園都市線ホームに降り、ホームのやや中央林間寄りにある地下通路を通る必要があった。西口には東急とこどもの国線の第三種鉄道事業者である横浜高速鉄道のロゴマークが併記されている。当駅では臨時車扱貨物のみを取り扱っており、定期貨物列車の発着はない。まれに発着する臨時貨物列車は、東急の新車搬入や他社へ譲渡する車両の搬出、東京地下鉄半蔵門線・日比谷線の車両を搬入する車両輸送列車である。近年の年間発着トン数は下記の通り。近年の1日平均乗降人員推移は下記のとおり。近年の1日平均乗車人員推移は下記のとおり。南側は大山街道の旧宿場町、北側は住宅地と商業地が入り混じった状態で、2007年(平成19年)以降は駅周辺の再開発が進められている。南口はバスの折り返し場程度のスペースがあり、路線バスの発着場とタクシー乗り場になっている。但し、あまりスペースが広くないことから、横浜市では駅前広場の整備(既存の折り返しスペースを拡張)を進めている。北口は2014年8月に駅前広場と道路拡幅が完成し、新たに路線バスの発着場とタクシー乗り場が整備され、2015年9月17日から杉崎高速バスによる夜間高速バスも運行開始された。西口は一般道路や生活道路に面しているため、大型車の通行は限られている。公共・福祉施設、団地など文教施設商業施設・金融機関停留所名は、駅前(南口)、マークタウンにしロータリーが設けてある駅北口及び高速バス長津田、県道139号長津田駅南口入口交差点付近にある長津田駅入口(市営・神奈中 40系統)、御幸通り(神奈中 津01系統)となる。以下の路線が乗り入れ、横浜市営バス、神奈川中央交通、杉崎観光バス、桜交通により運行されている。横浜線ホームの拡張工事は当時の停車用の線路と現行の停車用の線路の間に先端部のみの細いホームを先に作り、切り替えは終電から始発までの短時間で一気に停車用の線路に発泡スチロールを詰め込み上をゴムシートで覆うことで対応した。横浜線の八王子寄りの階段はホーム拡張前と同じである。東神奈川寄りのエスカレーターは、拡張当初階段となっていた。
出典:wikipedia
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